パトラッシュ、疲れたろう。 僕も疲れたんだ。 なんだか、とても眠いんだ────。
大人でこのセリフを聴いて、あのシーンを思い浮かべない人はいないのではないかというくらい有名で、”残酷”だけれど”崇高”な最終回を迎えるアニメ『フランダースの犬』。
『世界名作劇場』の第1作目として名を馳せている本作は、愛らしい作風でありながら、現実の過酷さと大人の残酷さ、そしてそれでもなお失われることのなかった子供の純真さを描き出し、観た人の心にいつまでも残り続ける名作でもあります。
今回、アニメ『フランダースの犬』を全話無料でお得&楽に視聴できるのはどのサービスかを調べたところ、「FOD」と「TSUTAYA DISCAS / TV」がおススメであることが分かりました。
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以下に詳しく説明していきたいと思います!
目次
アニメ『フランダースの犬』の動画を無料視聴できる配信サービス比較
まずは、アニメ『フランダースの犬』を配信している動画配信サービスはどこかを探してみました。
アニメ『フランダースの犬』の動画配信状況
アニメ『フランダースの犬』を無料で楽に視聴するなら「FOD」での動画配信と「TSUTAYA DISCAS」でのDVDレンタルの2種類がおススメであることがわかりました!
そこで今回は、上記の動画配信サービスのなかで、「FOD」と「TSUTAYA DISCAS / TV」の2つについて紹介したいと思います♪
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~アニメ『フランダースの犬』動画配信状況~(横にスクロールします)
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dTV | × | 31日 | 550円 | なし |
Paravi | × | 2週間 | 1,017円 ※2 | なし(無料体験終了後チケット配付) |
Amazonプライム・ビデオ | 〇(dアニメストアに加入必要あり) | 30日 | 500円 | なし |
Netflix | × | なし | 990円 | なし |
〇:無料視聴可能|△:課金が必要 |✕:配信なし
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また、このアニメ『フランダースの犬』は、現ジブリの宮崎駿もスタッフとしてわずかながら関わっています。宮崎駿がその後手掛けることになるジブリの作品は、基本的に動画配信はされませんので、視聴するなら《TSUTAYA DISCAS(ディスカス)/ TV》のレンタルサービスを利用することになります。
・天空の城ラピュタ
・となりのトトロ
・魔女の宅急便
・借りぐらしのアリエッティ
・おもひでぽろぽろ
・耳をすませば
・ハウルの動く城
・紅の豚
・もののけ姫
・千と千尋の神隠し
・崖の上のポニョ
・ゲド戦記
・コクリコ坂から
・・・・・
どれもタイトル見るだけですぐに絵が思い浮かぶほど有名な作品ばかり。ジブリ映画が無料で借りれるなんて、めっちゃお得です!
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アニメ『フランダースの犬』動画の内容紹介
アニメ『フランダースの犬』あらすじ
1870年頃のベルギー・フランダース地方に、絵を描くのが得意な少年ネロと祖父ジェハンが貧しいながらも人々の好意に助けられながら暮らしていた。
ある日、ネロは金物屋の主人に捨てられた荷車引きの犬パトラッシュを道端で助け、家に連れて帰り一緒に暮らすことにする。元気になったパトラッシュは牛乳運びの仕事を手伝い、いつもネロと一緒に過ごすようになった。しかしジェハンは無理がたたり亡くなってしまい、ネロはたった一人きりになってしまう。
貧しいネロに世間の風当たりは厳しく、願いだった絵のコンクールにも落選してしまい、とうとうネロはパトラッシュと訪れた教会のルーベンスの絵の前で静かに天に召されていくのだった。
第1話のみ制作元の「日本アニメーションシアター」より配信されています。(2話以降は、動画配信サービスにて視聴することになります)
アニメ『フランダースの犬』のキャスト
ネロ・ダース:喜多道枝
ジェハン・ダース:及川広夫
アロア・コゼツ:麻上洋子、桂玲子
バース・コゼツ:大木民夫
エリーナ・コゼツ:中西妙子
ハンス:村松康雄
ジョルジュ:駒村クリ子
ポール:菅谷政子
アンドレ:白川澄子
ノエル:永井一郎
ミシェル:雨森雅司
ヌレット:遠藤晴
金物屋:飯塚昭三
ミレーヌ:藤田淑子
クロード:富山敬
バートランド医師:田村錦人
ジェスタス:水鳥鉄夫
イザベル:鈴木れい子
セルジオ:矢田耕司
ステファン・キースリー:山岡葉子
ヘンドリック・レイ:家弓家正 など
ネロ・ダース:喜多道枝
本作の主人公。祖父のジェハンと2人で生活している10歳の少年。幼いころに両親を亡くし、二人で暮らしている。ジェハンおじいさんに似て素直で正直、心優しい性格。絵を書くことが大好きで、将来は画家になりたいと思っており、アントワープの教会にあるルーベンスの絵を見たいのだが、絵を見るためのお金がない。
瀕死のパトラッシュを助け、以後一緒に生活する。暇な時は絵をかいてばかりいるため、バース・コゼツからは「働きもせずに絵ばかり描いている怠け者」と思われているが、実際にはノエルの仕事を手伝ったり、ミシェルの木こりの仕事の手伝いをしたりと働いている。
おじいさんやパトラッシュのために、牛乳配達など何でもする働き者。調子が悪かった風車の修理のための木材を一人で切り出したため、風車にはかなりの愛情を持っていたのだが、風車小屋の家事の放火の疑いがかけられてしまい、おじいさんも亡くなり、行く当てもなくなってしまう。
不運が重なり続けた結果、念願の夢だったアントワープの大聖堂を目指して吹雪の夜の中へと体を投げ出してしまう。やっとの思いで辿り着いた時には衰弱していたが、ルーベンスの絵を見る事が出来、神に感謝してパトラッシュと共に天に召される。
パトラッシュ
「ブーヴィエ・デ・フランドル」という種類の労働犬。金物屋に酷使された挙句に捨てられてしまい、瀕死状態だったところをネロとおじいさんに助けられる。その後ネロとおじいさんと一緒に、毎朝荷車を引いて牛乳缶をアントワープまで運ぶようになる。
非常に頭が良くネロたちの言うことを理解し、自分で考えてネロ達のためになる行動を取る。金物屋に一度は連れて行かれるが隙を見て逃げ出し、ネロ達の元へと戻ってくる。最期までネロの傍らを離れなかった、忠誠心の高い犬。
ジェハン・ダース:及川広夫
主人公・ネロの唯一の肉親で祖父。ネロの両親が亡くなってしまった後、ネロを引き取り二人で生活していた。アントワープまでの牛乳運びと、庭で育てている薬草の販売のわずかな収入で生活を営んでいるが、若い時の戦争で受けた傷や年のせいで体調が余り良くない。
貧しい生活ながらも画家になりたいという、ネロの願いを何とかかなえてあげたいと思っているが、元から体も弱く、リュウマチも患っている事もあって、みるみるうちに体が動かなくなり、ベッドで過ごしている内に起き上がれない程になってしまう。
その後衰弱していき、「ネロ、良い絵を描くんだぞ」という言葉を残し亡くなってしまう。
アロア・コゼツ:麻上洋子、桂玲子
白い三角巾を被った8歳の少女。何不自由なく育てられたせいか、ややわがままな所があるが、天真爛漫でネロの事が大好きで一番の仲良し。好奇心旺盛でネロが何かをしていると自分もやりたがり、ネロの心配をよそに「へいきよ~」と少々危なっかしい行動をすることも多い。
ネロの絵に対しても好意的で、いつも褒めたぎっている。そんなネロとアロアの関係に面白く感じていない父親とは度々衝突する。
放火犯と疑われたネロに対しても最後までネロを信じていた。「マリア様、お願いです。私は死んでもいいから、ネロを助けてください」と祈るがそれも虚しく、終盤では、ネロの死を感じ取るかのように吹雪の中外へ飛び出してネロの名を悲しみながら呼び続けている。
バース・コゼツ:大木民夫
アロアの父親で、村の土地の殆どを所有する大地主で事業家。村一番のお金持ち。貧しい家に生まれながらも苦学して一代で財をなした努力家。「コゼツ」や「コゼツの旦那」と呼ばれている。
アロアを溺愛しているが躾には厳しく、貧しい家でおじいさんと暮らしているネロと仲良くしている事が気に食わず、たびたびアロアに「ネロと仲良くするな」と言いつけるが、アロアはネロの事が大好きなため言う事をきかない。その事もあってネロが嫌いで冷たくしていた。
そんな中”風車事件”が起こり、ハンスが何の確証もなく思い込みで発言した「きっとネロの仕業に違いない」などの言葉を鵜呑みにし、今までの屈折した想いもあり、ネロに対する怒りを爆発させる。
その後ネロの無実が判明すると、今までのネロへの態度を後悔、反省し、謝罪し我が家に迎え入れようとするが、時すでに遅しとなってしまった。
ジョルジュとポール/駒村クリ子・菅谷政子
アントワープで知り合ったネロの友達で兄弟。ポールが運河に落ちてしまったところをネロが必死で助ける事になり、二人は尊敬や感謝の心を持つようになった。以来、牛乳運びの仕事が減ったネロに仕事を探してくれたり、ネロの事を慕っている。アニメのオリジナルキャラクターである。
【ジョルジュ】
12歳で、ポールの兄。一見わんぱくな少年のようだがとても面倒見がよく、ネロの良きアドバイザーでもある。アロアの父・コゼツに交際を禁じられたネロとアロアの間を取り持ちお互いに思いやりのある友達関係。
【ポール】
ジョルジュの弟で、6歳。兄のジョルジュにいつもぴったりくっついている。元気で明るく頑張り屋だが、張り切りすぎて失敗することもある。ジョルジュがネロに何かを言う際、ジョルジュの語尾を真似して言うのが特徴。
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アニメ『フランダースの犬』主題歌・スタッフ
アニメ『フランダースの犬』主題歌
*オープニングテーマ
「よあけのみち」
歌 : 大杉久美子
*エンディングテーマ
「どこまでもあるこうね」
歌 : 大杉久美子
アニメ『フランダースの犬』スタッフ
原作 : ルイス・ド・ラ・ラメー
演出(監督) : 黒田昌郎
シリーズ構成 : 六鹿英雄、松木功、中西隆三
キャラクターデザイン : 森康二
場面設定 : 坂井俊一
美術監督 : 伊藤主計
編集 : 瀬山武司
仕上検査 : 保田道世
音響監督 : 佐藤敏夫
音楽 : 渡辺岳夫
制作デスク : 佐藤昭司、遠藤栄
担当プロデューサー : 中島順三
プロデューサー : 高橋茂人、中島順三、松土隆二
企画 : 瑞鷹エンタープライズ、
/日本アニメーション株式会社
制作 : ズイヨー映像、フジテレビ、
/日本アニメーション
アニメ『フランダースの犬』の1話から最終回までネタバレ感想
本作アニメ『フランダースの犬』は【世界名作劇場】の第1作目に当たるアニメーション作品で、1975年1月5日から同年12月28日まで約丸一年かけて、全52話で放送されました。
イギリス人作家・ウィーダの同名小説を原作としており、日本アニメーションが制作して【カルピスこども名作劇場】や【ハウス食品・世界名作劇場】といった名称で放送されていた、日本屈指のテレビアニメシリーズです。
名作中の名作で、最終回の視聴率は30.1%を記録する大ヒット作品となりました。これは【世界名作劇場】枠内アニメの視聴率では最高記録だそうです!それだけでなく、本作では主人公が悲劇的なエンディングを迎えることもあって、40年以上経った今でも語り継がれています。
【世界名作劇場】のシリーズで同じく名作といわれる『アルプスの少女ハイジ』『母をたずねて三千里』などの主要スタッフも本作に多く関わっており、アニメ界の巨匠・宮崎駿監督も携わっていたという貴重な作品でもあります。
物語の舞台はベルギー・フランダース地方。時は1870年代。小さな村で暮らしているネロは幼い頃に両親を亡くし、牛乳屋のおじいさんと二人で貧しいながらも幸せに暮らしていました。絵を描く事が何よりも好きで、将来は画家になりたいと語るネロに、おじいさんは優しい笑顔を向け、ネロをいつか画家にさせたいと想う日々でした。
おじいさんは若き頃の戦争の負傷と、元からのリュウマチの病もあって最近は体調が悪いため、孫のネロと一緒に牛乳を運んでいました。そしてネロにはガールフレンドのアロアがいて、ネロが絵を描いているのをアロアが笑顔で見ていたり、いつも楽しく過ごしていました。
ある日ネロは死にそうになっている老犬を見つけます。元の主人にこき使われて、働かされ捨てられてしまった犬で、とても弱っていたところをネロとおじいさんが助ける事になるのです。その犬はパトラッシュ。それ以来、パトラッシュはネロやおじいさんと一緒に生活するようになり、元気になっていきました。
ネロとアロアとパトラッシュで一緒に過ごしているのを面白く思っていない人物がいました。それはアロアの父・コゼツでした。アロアの家は村一番のお金持ちで、アロアの父・コゼツは悪い人ではないのですが、自分の思っている事を曲げない頑固な人物。娘のアロアと仲が良く、貧しい生活をしているにもかかわらず絵ばかり描いているネロが気に食わなかったのです。
度々アロアに「ネロと関わるな」と言い聞かせるのですが、アロアはネロやパトラッシュと会えなくなるなんてありえないと言って反抗し、二人は衝突していきます。
ネロ自身は自分に良くしてくれるガールフレンドや、わんぱくで頼りになる兄弟のジョルジュとポールらにも出会い、楽しい生活を送っていました。
しかしおじいさんは体調が悪化し、寝たきり生活をへて、ネロを残して天に召されてしまいます。唯一の肉親で理解者、大好きだったおじいさんが亡くなって絶望しているネロ。
その後不幸がつぎつぎど続き、風車の”放火事件”が起きます。今までの鬱憤やネロに対する怒りと、部下のハンスから聞いた、なんの確証もない「ネロが犯人」という告げ口を鵜呑みにしたアロアの父・コゼツは、ネロを犯人だと決めつけ、ネロを村に居づらくさせていきます。
ネロもパトラッシュも、貧しい生活の中なんとか自分たちの力で生活していましたが、牛乳も売れなくなり、世間の目は非常につらいものでした。みるみる二人は衰弱していきます。
最後のたった一つの願いである、自分の絵がコンクールに入賞されればお金も入るのですが、それも叶わずにネロは失意の淵に立たされることになります。
不幸の連続でどん底にいたネロとパトラッシュが、最後吹雪の夜に身を投げ出したのは、アントワープ大教会の、布に被われたルーベンスの「聖母昇天」を見ようとしたため。二人は吹雪の中何時間も歩き続け、やっとの思いでたどり着いた時には、飢えと寒さで意識は朦朧。
二人は最後の最後に念願叶った絵を見る事が出来ますが、とうとうルーベンスの絵の前で力尽きてしまいます。ネロはパトラッシュに「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ。」と言い、二人は天使に運ばれ、大好きだった両親やおじいさんと、もうこれ以上辛い事がない”天国”で永遠に暮らしていくのです。
このアニメ、放送前半は作画が可愛くて、自然いっぱいの、貧しいながらにも日常に感謝し、周りのみんなを大切に思っているネロや善意な登場人物に癒されたり、勉強になったりしていたのですが、さすが「世界名作劇場」の1作目とあって、登場人物がここまで不幸の連続に見舞われるんだと衝撃を受けた作品でもあります。
ここまで主人公が報われない、今で言う”バッドエンド”のお話、視聴後しばらくは立ち直れなかったのを覚えています。。。。
ネロの不幸はおじいさんが亡くなったところから始まっています。すでに両親も亡くなっていますが、唯一の肉親のおじいさん。おじいさんもまだ幼いネロを残して死んでしまうのは心苦しかったでしょう。昔は食べるのがやっとだった事も実感、勉強させられます。
そんな中で友達やパトラッシュと幸せに過ごしていくのに感謝しつつ、生活を送るのですが、貧富の格差とはこの事を言うのだなと思いました。考え方も全く違ってきます。
アロアのお父さん・コゼツも、決して悪い人ではないのですが、固定概念やアロアの躾に対して厳しい考えをもっているあまり、自分とは対照的な子供・ネロに対して拒絶反応を起こしています。そのうえ、自分の大切な娘のアロアがネロと仲良くしているのも気に食わず、冷たくあたるシーンは涙なしには見られません。。。。
視聴者の方が印象に残っているシーンに挙げられていたのは、やはり圧倒的に有名な最後のシーンです!不運続きのネロやパトラッシュでしたが、誰を恨むでもなく、幸せそうに天に召されていく姿に、当時子供だった私は「こんな綺麗な心のまま逝くことができるんだ…」と衝撃的でした。
最後までネロの事を信じて、ネロやパトラッシュを探していたアロアも泣けてきます。何かを感じ取って吹雪の中彷徨う姿にも「もう少し早くに気づいていれば」と何度悔しくやるせなく思った事か・・・。ネロが天国に行った後に、ネロが描いた絵が評価されるのも泣けますよね。。。。
Twitterには沢山の感想が挙げられています。
・フランダースの犬の一番の感動シーンを大当たりの演出に持ってくアイデア出したやつ有能すぎる!
・超王道ですけど、アルプスの少女ハイジとフランダースの犬が一番好きです!世界名作劇場って人間の”優しさ”冷酷さ”社会の明るさ暗さ”の全てが描かれていて、観れば観る程に奥が深い作品だなと…
『フランダースの犬』1975~ 世界名作劇場
「パトラッシュ…僕なんだか眠いんだ」
こんなに泣いた物語は生まれて初めてだった😭
ルーベンスの絵の前で行き倒れとか😭😭😭 pic.twitter.com/77QGFvPteQ— apple candy🍬 (@AppleCandy05141) May 25, 2020
ルーベンス展行って来ました🌟チケット購入の列が凄かったけど事前にチケットを買っていたのですんなり入れました🌟4kで撮られた映像の絵(フランダースの犬に出てくる絵)と教会素敵だった✨常設展の最初の方の絵が好みだったな✨(常設展は一部を除き撮影可) pic.twitter.com/3UJjBTm2uw
— 🌜ゆみゆみ🌛 (@yumi12th) January 13, 2019
是非この機会にじっくり見てみて下さいね♪
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まとめ
今回はアニメ『フランダースの犬』を無料でフル視聴する方法を紹介しました♪
FODでもTSUTAYA DISCAS(ディスカス)/ TVでも、無料お試しを使えばDVDを普通に店舗でレンタルするより断然お得に視聴できます♪
ぜひこの機会に”無料お試し”を体験して、動画配信サービスを楽しんでくださいね!