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監察医朝顔の無料動画を1話~最終回まで全話フル視聴する方法!

ドラマ『朝顔』

2019年7月に誕生し、2020年に続編放送となった大人気ドラマ『監察医 朝顔1・2』の動画を、無料で全話視聴する方法について分かりやすく解説していきます♪

こんな方は必見
  • ドラマ『監察医 朝顔』1,2を完全無料イッキ見したい
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*ドラマ『監察医 朝顔1・2』作品情報*

放送開始日 1…2019年7月/2…2021年1月
総話数 1…11話/2…11話
放送局 フジテレビ系
原作 漫画『監察医 朝顔』
香川まさひと(原作)木村直巳(画)
脚本 根本ノンジ
キャスト 万木朝顔:上野樹里
万木平:時任三郎
桑原真也:風間俊介
安岡光子:志田未来
高橋涼介:中尾明慶
森本琢磨:森本慎太郎(SixTONES)
神崎譲治:市川右團次
山倉伸彦:戸次重幸
藤堂絵美:平岩紙
万木里子:石田ひかり
丸屋大作:杉本哲太
藤堂雅史:板尾創路
夏目茶子:山口智子
嶋田浩之:柄本明 など
外部リンク 公式サイトWikipedia
TwitterInstagram

 

『監察医朝顔』の動画配信を無料視聴する方法

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『監察医朝顔』動画内容の詳細

ドラマ『朝顔』Ⓒ2019 フジテレビ

ドラマ『監察医朝顔』のあらすじ

万木朝顔(上野樹里)は、神奈川県にある興雲大学の法医学教室に勤める新米法医学者。新米とはいえ、周囲から一目置かれるほどに優れた技量と豊富な知識を併せ持つ朝顔は、実直な人柄で、自分よりもつい相手のことが気になってしまうような愛情深く心優しい女性だ。

そんな朝顔は、捜査畑ひと筋の刑事でもある父・ 平(時任三郎)とふたりで、寄り添うように暮らしている。他愛もない会話と穏やかな笑顔。2011年3月11日から変わらない娘と父の日常。そこに母の 里子(石田ひかり)の姿はない。

あの日、里子は、父親の 嶋田浩之(柄本明)に会うために、生まれ育った東北のとある海沿いの町に帰省していた―。

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ドラマ『監察医朝顔2』の1話から最終回までネタバレ感想

ドラマ『監察医 朝顔1』は2019年7月期にフジテレビ系「月9」でテレビドラマとして実写化された作品。物語は法医学者の娘が発見された遺体の生きた証を見出すため、ベテラン刑事の父親とともに、娘は解剖、父は捜査で互いに協力しながら、遺体の謎を解明していく物語です。

主演は「月9ドラマ」が2006年10月期に放送された「のだめカンタービレ」以来13年ぶりとなる上野樹里さんで、父親役は時任三郎さんが演じています。

その切ないながらもしっかりと描かれた家族愛・人の死とひたむきに向き合う”朝顔”という人物像などが視聴者の心を掴み、2020年に続編という形で『監察医 朝顔2』が放送となりました。

元々は原作があり、原作・香川まさひとさん、作画・木村直巳さんによる漫画を元に制作されています。2006年に連載が開始されていますが、休刊をはさみながら2013年に30巻で連載を終了した医療超大作漫画。

原作では1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災で主人公の朝顔が母を亡くした設定となっているのですが、ドラマ版では放送時に近い2011年3月11日に発生した東日本大震災によって母が行方不明になっているという設定に変更されています。

視聴者からは、ドラマ版のイメージと原作の漫画とのイメージにギャップがあって驚いたと声が上がっていました。

ベースは「不審な点がある遺体」を検査し、その死因を突き止める法医学ミステリードラマで、「遺体に秘められた最期のメッセージ」を解明しようと奮闘する法医学者の活躍を描いています。

2019年の『監察医 朝顔1』の最後では、”行方不明となった妻を探さずにはいられない父””行方不明の母を探すことが出来ない娘”が、たくさんの出来事と時間を乗り越えて、新しい家族を連れて東北の実家に帰ることが出来るまでが描かれました。

新章となる『監察医 朝顔2』では、おなじみのメンバーと共に、新たに起こる不可解な事故や理不尽な事件に、朝顔たちが立ち向かっていきます。


ドラマ『監察医 朝顔2』の1話のネタバレ感想と見どころ

つぐみの成長を家族全員で見守りつつ、日々を平凡ながら幸せに過ごしている朝顔たち。しかしある朝、朝顔が出勤途中に高架下を通っていると、階段の上からたくさんの人達が怪我を負いながら這う這うの体で降りてくるところに遭遇する。

もともと歩道橋にはイベントに向かう人たちの行列があり、そこに火災報知機が鳴ったことで、逃げた人達が群衆雪崩を発生させてしまった模様。火災報知器が鳴った原因が分からず、警察が動くことに。事故による死者も発生し、朝顔たちが現場にむかう。

事故か事件かもわからない、遺留品が多くて操作は難航。4人の死者のうち2人は事件性もなく、群衆雪崩による圧迫事故死と結論付けられた。

しかし残る2人の男女の遺体、この女性の、生き残った旦那がインタビューに対し「一緒に死んだ男が妻に対して痴漢行為をしていた」と訴えたことで、にわかに事件性を帯びてきた。男が混雑の中で痴漢行為を働いた結果、群衆雪崩が発生したとしたら、それはただの事故とは言えなくなるからだ。

死んだ男性の母親は死んだ女性の家族に土下座し、旦那は男の母親に暴言を吐いてとても冷静な状況ではない。亡くなった男女の遺体を解剖すると、女性の右手指に男性のDNAと一致する皮膚片が付着しており、おまけに男性は自暴自棄になってもおかしくない生活状況であった。警察も「男性による女性への痴漢行為」は確率が高いのではとふんでいるようだ。

女性の旦那がメディアで男性を名指しで非難したことで、世論は男性への誹謗中傷であふれかえっていた。警察も世論に押され、正式に「男性の痴漢行為が行われていた」ことを発表せざるを得ない流れになってきたが、朝顔たちがもう一度男性を解剖するとそこには驚愕の事実が隠されていて────。


なんとも切ない、男性の最期でした────。けれど、朝顔たちが紐解いた事実で救われた母親がいたことに、視聴者である私が救われました。

そして「世論のなんと無責任なことよ」と責めたくなるのと同時に、その世論の一端をになったこともあるよな、と自分を顧みたり。

ドラマ『監察医朝顔』シリーズは、いわゆる「ドラマチックに」誰かを糾弾することは少なくて(被害者が加害者と思われる人に感情をぶつけるのは別)、メロドラマっぽくなく淡々と静かに人の死に向き合う空気がとても尊いと思っています。

感動させよう、視聴者の心を動かそう、そういう作為を感じさせない作風がすごく好きなのです。今期もとても期待しています。

(ただ、最後のモノローグがすっごい不穏(><)!え!?どういうこと!?ってなってます)

ドラマ『監察医 朝顔2』の1話 視聴者のレビュー

40代・女性

法医学という、普段はなかなか縁のなさそうな世界を見せてくれる絶好の機会となるストーリーだと思います。人間の身体はとても複雑に出来ていて、あらゆる臓器が存在し、骨格を形成しているのだと、実感できたりもします。

 

朝顔の遺体に接する際の真摯な態度が、前作と引続き、とても好感が持てます。彼女を含む、法医学教室のスタッフたちが、粘り強く遺体に向き合って死因を究明していくことで、警察の捜査結果が覆ることが多々あります。そんな時は、法医学の素晴らしさを感じずにはいられません。

 

今回の、歩道橋群衆雪崩の事件もそうです。亡くなった1人の男性が、あらぬ疑いをかけられて、容疑者となりつつありました。そんな中で、朝顔たちの熱心な解剖結果により、汚名が剥がされたのです。駆けつけた男性の母親は、どんなにか救われたかと思うと、胸が熱くなりました。何年かぶりに再会した息子が遺体であることだけでも大きな衝撃な上の、犯人疑惑騒ぎに、押しつぶされそうであったに違いありません。母親に渡された、息子からのお土産の包みを見た時には、涙がこみあげました。

 

また、怪我をした父親に代わって、東北での発掘作業に取り組む朝顔の姿にも心打たれました。

 

ドラマ『監察医 朝顔2』の2話のネタバレ感想と見どころ

休みの日、朝から事件に呼び出された朝顔と平。遊ぶはずだったと娘・つぐみはご機嫌ななめ。真也がなだめるが知らん顔のつぐみ。

亡くなっていたのは14歳の男子中学生。野球のユニフォームを着て、グラウンドの脇で倒れていた。死亡推定時刻は早朝、みぞおち付近に殴られたのか皮下出血あり。フェンスの上のほうにボールがはさまっていることに平が気付く。

朝顔たちが検死を行うことになった。みぞおちに受けた衝撃で心臓震盪が発生したことと、背中に棒状のものによるアザがあることはわかったが、事件なのか事故なのかまだ判断がつかない段階。結果を急がせる警察。しかしまずは親元に返してあげることが先決だと茶子は言う。

しかしなんと、被害者の父親が階段から転落して意識不明になったと報告がくる。母親はすでに他界しているという。身元確認に現れたのは祖母と、そして被害者にそっくりな兄。被害者は一卵性の双子だったのだ。

とりあえず怪しいと思われる人物がいないか身辺を洗うと、まず最初に野球部の監督が捜査線上に浮上する。アリバイを証明する人物はおらず、暴力的な指導もあったようで保護者からの受けもよくはなかった。

検死をした朝顔は、やはり金属バットのようなものでみぞおちを殴られたことによる死なのか?という考えが拭い去れない。すると茶子が「あの双子はぜんぜん似てない」と言い出す。びっくりする朝顔。

帰宅し、パパと水族館に行き機嫌が直ったつぐみとお絵かきをしていると、平の机の上に「転出届」があることに気付く。

捜査はなかなか進展せず、おまけに被害者の父親の行動も怪しい部分が見つかった。帰宅時間がおかしく、おまけに父親が昔所属していた野球部が暴力事件で県大会出場停止処分を受けていたというのだ。

監督か父親か。なんとか手がかりをつかみたい警察は、朝顔たちに詰め寄るが、朝顔は茶子の言葉が気になり「あのご遺体は、本当に弟なのか?」と言い出した。

驚く警察。しかし一卵性双生児を見分けるには、指紋や目の虹彩の様子、歯の治療跡などからになってしまうが、生前の資料がほぼなく、おまけに同じ家で暮らしていた二人の指紋は混在していて、区別が非常に難しいという結論に。

まず監督を取り調べ室に呼び、当日のアリバイについてきつく問いただす。しかし監督はとんでもない理由で当日のアリバイをかくしていただけだった。

双子の生き残りがほんとうに兄・一馬なのか、朝顔たちも検死が難航していた。しかし突然一馬が「僕が殺した」と金属バットを手に警察に現れて────。


今回の話はどちらかというと、死因よりも「双子が本当のことをなぜ隠していたか」が印象に残りました。

生き残ったほうが感じる罪悪感。自分が死んだ方がよかったのじゃないかという想いを抱えて、もう一人を演じていた彼。「おまえが生き残ってよかったよ」という友達からの励ましが、余計に呪縛となって彼を襲う。あーせつないなーと。

あと監督おまえマジ絶許だかんなてめぇ!(; ・`д・´)という気持ちはある。相手も最悪だが。てめえら子供のこと考えろ。(ぜえぜえする私は子持ち)

朝顔の家族の話はいつもほっこりして、ときどき切なくて、でも優しい人達だなぁとすごく心が柔らかくなります。つぐみちゃんいい子!旦那さんすてき!(n*´ω`*n)

このくらいの小さい年齢でも、理由はきちんと理解してはいなくても、親が困っていたり悲しんでいたりするとちゃんと”分かる”んですよね。うちもそうだった。。。。

子供だからと遠ざけず、分かりやすい言葉を使って説明したら、親の希望に沿うように応えてくれる。あーそうだったそうだったとすごく懐かしくなりました(かく言ううちの息子はそろそろ反抗期)。

おじいちゃんの健康状態も気になります(´;ω;`)。来週も朝顔の家族に会えるのが楽しみです。

(ところで最後、なんであなたがここにいるの?と、パパとおんなじ顔になりました:笑)

 

ドラマ『監察医 朝顔2』の3話のネタバレ感想と見どころ

長年使用されていなかった山奥の農具用倉庫内に、タキシードを着て”ミイラ化”してしまった遺体が発見された。現場に呼ばれたが、どこまで鑑定できるかと不安げな朝顔に対し、警察はどうしてもきちんと判明してほしいと強く言う。

実はこのミイラ化した遺体、もしかしたら長年追いかけている指名手配犯かもしれないのだ。佐竹龍二、資産家のクルーザーパーティに立てこもり、人質を取って身代金を要求するも、逮捕の際に銃を乱射し人質3人が犠牲に。あげく佐竹本人は逃亡し、以降行方が分からないままになっているのだ。

警察の多大な期待の元、ミイラ化した遺体を詳しく調べてみると、歯の治療法や歯科記録からこの遺体は「佐竹ではない」という結果が出る。ただの身元不明の遺体だと、途端に興味を無くす警察。

やがて数々の検査の結果、ミイラ化した遺体の身元が判明し、娘が引き取りにやってきた。変わり果てた父の姿にショックを受けるが、なぜタキシードを着ていたのかはわからずじまい。本当にあれは父なのか、実感がないと悲しげに言う娘の姿を見て、なんとか遺体をもう少し調べたいと願う朝顔。しかし茶子は「私達の仕事はここまでだ」といなす。

せっかくの休み、また母の実家にいる祖父に会いに行こうと朝顔が予定を立てていたが、祖父は電話で「今回は来なくていい」と柔らかく拒否をしてきた。朝顔はなんとか帰省しようとするが、今回はいいの一点張り。

浮いてしまった休日、職場に行って茶子に「どうしてももう少しだけ調べたい」と願い出る。このままでは、娘さんにとっての父親の最後の姿は、あのミイラ化した姿になってしまうから、と。茶子は「今日はあなたは休みの日。休みの日にあなたが何をしようと、問題ない♪」と返す。

しかし遺体はすでに火葬したあと。唯一残った証拠品は、胃の中に残っていたという「正体不明の骨」。これからなにかヒントを得ようと多方向から調べると、茶子が突然、インスピレーションを受けて────。


今回の事件?に関しては、正直なところ消化不良だった。。。。。

そしてこれこそが「現実」なんだろうなぁと思いました。

テレビのサスペンスドラマなどだと、大体、被害者の身元が割と分かりやすく判明して、被害者が事件に巻き込まれた経緯がちゃんと分かって、最後は犯人を捕まえて、反省までさせる、ってのがセットですが。

実在の事件で、こんなすっきりと解決することなんて、実際のところまず「ない」と思います。

身元不明のご遺体も、理由が分からず起きた事件も、犯人が分からないまま眠っている事件も、山のようにあって。

今回のミイラ化した遺体である「お父さん」の最後の行動が分かっただけで、彼がどうしてその場に行ったのか、一緒にいたはずの女性はその後どうなったのか、など、分からないことだらけ。

唯一分かったことは「お父さん」が亡くなる直前、幸せだったこと。それだけ。

でもそれが、娘さんにとっては、これからの人生を生きていくうえで本当に大切なことだったりするわけで。

監察医の方が拾い上げてくれる「遺体の声」は、事件に関するものだけじゃないんだなぁと、朝顔を観てると思います。

 

ドラマ『監察医 朝顔2』の4話のネタバレ感想と見どころ

朝の平家はいつもの通りバタバタ。けれど朝顔は昨夜祖父に電話した時に、なんとなく様子がおかしかったことが気になっていた。

法医学教室に出勤すると和気あいあいのメンバーの中に茶子の顔が見当たらない。休みではあるのだが、電話で「車に閉じ込められて出られない」と連絡が入る。ただし皆信用していなかった。

平の所属する刑事第一課に、なんと38歳で転職し晴れて刑事になれた桑原忍が配属されてきた。忍は朝顔の夫・真也の姉なのだ。顔合わせが終わると早速事件の一報が入る。

現場に到着すると、臨場した朝顔と忍は笑顔で再会を喜んだ。しかし女性の遺体は首を絞められた跡があり、密室殺人の様相を呈していて現場に重い空気が流れる。

初めての解剖に立ち会う忍。なかなか肝の据わった忍は、動揺することなく解剖を見届けた。所見は病死と頚部圧迫による窒息の相反する結果が出た。また、跡からみて何による絞殺なのかがわからない。

姉に事情を聞くと「妹の交際相手が怪しい」と言い出した。金銭トラブルなどがあり、別れたがっていたはずだという。しかし逆に交際相手の男は「姉とうまく行っていなかったようだ」と言い出した。どちらかが嘘を言っているのか。そしてどちらも合鍵を持っているのだった。

しかし部屋を調べてみると、マンションの大家の指紋が玄関わきの電気スイッチについていた。実はこの大家、マスターキーを使って忍び込む下着泥棒だったのだ。大家の証言から、正式な発見時よりも前の時間に忍び込んだ際、あの死体はドアノブにタオルをかけ首を吊った状態だったそうなのだ。しかし、姉が見に行った時はベッドに下着姿で横たわった状態で発見されている。謎は膨らむばかり。

忍と朝顔はもう一度現場に戻り、そこでとある1本のリボンに気付く。手芸セットの中の、1本の長いリボン、それは悲しい事実へと結びついていくのだった────。


今回は”残されたものが抱えていく後悔”がテーマなのかなと思いました。

あのときああしていれば。

どうしてあのときあんなことを。

人生には、誰しも大小にかかわらず、たくさんの後悔がつきまといます。取り返せる後悔もあれば、二度とやりなおせない後悔もある。

今回の事件は「とりかえしのつかないこと」をこれから抱えていかないといけない、残された家族の話でした。

それはおそらく、津波を前に余計な一言を言った(と思い込んでしまっている)朝顔にとっても、とても心当たりのある”知ってから長く続く”悲しみで。

うまくつきあいながら、時に苦しみながら、飼いならしていかないといけない”悲しみ”で。。。

朝顔と父・平は、違うアクションを用いて”どうにもならない後悔”を飼いならしていて、きっと100人いたら100通りの付き合い方があるのでしょう。

そんなことを考えながら観ていました。

が!最後の1分弱!情報盛り込みすぎ!!!!(驚愕)

祖父の話は少し覚悟をしていましたが、夫・真也よ!えーなになにどういう展開!?と最後に感情全部持っていかれました!

気になりすぎる・・・・・(しんどい)

 

ドラマ『監察医 朝顔2』の5話のネタバレ感想と見どころ

結局祖父の住む実家に、つぐみと共に帰省した朝顔。仏壇に隠してあったハンカチに、1本の歯が包まれているのを発見した朝顔に対し、祖父は「それは里子(母親)」のものだと言う。

片や家に残った真也のもとには、女性から「会いたい」とLINEが‥‥。

母の実家に滞在する朝顔のもとに、近くで娘による在宅介護を8年間受けていた高齢女性の死亡の連絡が入った。現場ではなぜか神奈川県警の検視官・丸屋がいて、検死をすべきだと現場の刑事に食って掛かっていた。

朝顔の簡単な検死によると死後2日、なぜ娘は通報が遅れたのか?現場の刑事は介護に耐えた娘に肩入れして、事件性を全く疑わない。しかし朝顔は検死にまわすことを決意する。

一方、神奈川県警にはガラス傷だらけの男性の遺体が運び込まれた。就寝中に家の窓に看板が飛んできて、割れた窓ガラスにより太ももが傷つけられ、本人が引き抜いたことによる失血死・事故死と結論付けられそうになっていたが、しかし平は不審顔。それを察知した光子は、30以上ある傷をすべてきちんと調べると返答。

朝顔や丸屋たちは、娘を信じたい刑事にあまりよく思われていないが、きちんと高齢女性の解剖は行われた。神奈川の教室にいる光子と絵美もヘルプに呼び、高齢女性の胃を取り出すと、中からなんと30錠以上の睡眠薬が見つかった。呆然とする刑事。

神奈川の自宅の真也は若くてきれいな女性にカフェに呼び出され、自宅にいても携帯に連絡がくる始末。平は何か察知し「気をつけてな」と声をかけた。

神奈川県警で見つかったガラス傷だらけの死体、しかし「散らばった山のようなガラス片」のなかに、胸にある深い傷と合致する破片がなかったのだ。そこに平が一本の包丁を差し出し、これではないかと言い出した。調べると胸の刺し傷はその包丁でさされたもので、おまけにその傷が一番最初に受けた傷だったのだ。俄然事件性が高くなった。

一方の高齢女性の方は、娘に対する疑惑が高まっていた。しかし調べてみると、もっと他のことが判明し────。


今回は「いろんな死」が描かれていて、切なかったり、法医学の奥深さを垣間見たり、家族の苦しみを思ったり、感情が大変でした。。。。

「理由を知るべき死」「理由を知りたくない死」「生死を確定させたくない死」

これらすべて、目の前の「死」に対して”遺された者たち”がカテゴライズするものなのですよね。。。それがすごく如実に比較されてたなぁという感想を持ちました。

事件の方は法医学があってよかった!となりましたが。

高齢女性の死に関してはこのあと娘はどう向き合っていくのかなぁ、と法医学によって暴かれてしまう”残酷さ”を考えました。

祖父が抱える感情に関しては「分かる!」と「それでも私だったらやっぱり・・・・」の間で揺れ動いてしばらく唸ってました。。。

もし私が「母・里子」の立場なら。。きちんと調べてほしい。。。かなぁ。家族がずっと抱えて生きているのを見るのはつらいので。

もし私が「祖父」の立場なら。。やっぱり怖い。。。けど、ずっと歯を手元に持ったままあやふやに生きていくのは、やっぱりきつそうです。。。。

とかうーんうーん唸ってたら、来ましたよ最後のトンデモ展開が!真也ーーーーー!なにした!?なにしたん!?!?!?

次週は真也がとんでもないことになりそうです(><)←心配

 

ドラマ『監察医 朝顔2』の6話のネタバレ感想と見どころ

雨の中、とある港の倉庫の前で、傘を片手に人を探している様子の桑原真也の姿があった。そこへふらふらと女性が姿を現した。しかし彼女は「逃げて」と言う。彼女の後ろから銃を構えたチンピラが姿をみせ、思わずこちらも銃を構える。

威嚇のために発砲する真也、間に挟まれた女性は頭に銃弾を受け倒れ込む。逃げ出す男。

朝、朝顔は自宅にて真也の帰りを待つが、真也からの連絡は途絶えていた。テレビでは銃を奪われた警官のニュースが流れる。

港では管轄外のはずの県警が集まり、撃たれた女性を確認し、その場にとどまっていた真也に話を聞こうとしていた。本来その地域を管轄している平所属の野毛山署は、現場に入れさせてももらえない状態だった。

真也は県警の監察官に呼び出され、真也はその時のことを監察官に説明した。被害者の女性を狙っていたのは交際相手で、被害者をすでに拳銃にて狙っていたため、威嚇射撃をせずにいきなり撃ったという。しかし、その場にあった監視カメラには、真也と被害者女性以外に誰も映っていなかった。

朝顔たちの法医学教室に女性の遺体が到着する。しかし検視官・丸屋は、朝顔に検死から外れる様に言った。その女性は、真也が撃ったかもしれない被害者女性だったのだ。呆然とたたずむ朝顔。

真也は、その被害者女性は以前摘発した風俗関係の事件の関係者だったこと、彼女から交際相手の件で相談を受けていたこと、事件当日も地図を送りつけられ会いに行ったことを説明。港の倉庫で被害者女性越しに錯乱した犯人を見、おもわず足元を撃ったと伝えるが、監察官は「証拠は何一つない」と最初から疑い、全く真也を信用していない。

朝顔抜きで行われた検死は難航していた。真也が所持していた拳銃も、交際相手が警官から奪って所持していた拳銃も同じ38口径。これといった決め手が全くない状態だった。

一方、なにも知らない平は、妻の父が住む岩手におり、朝顔は父親に真也のことを言えずにいた。元気が出ない朝顔のところに真也の姉・忍が陣中見舞いにやってきた。忍は「真也はやってない」と朝顔を元気づけた。

監察官からたてつづけに尋問をうけ、家には連絡すら取らせてもらえず、疲れはてている真也のもとに、野毛山署の係長・山倉が着替えなどを持って訪れた。真也は「(交際相手の)桐谷を調べてください!」と懇願する。しかしすぐに監察官に大声で押さえつけられてしまう。山倉は何も言わずに部屋を後にしたが、すぐに部下に電話をいれ、桐谷を探すように指示を出した。

岩手では祖父が平に「もうすぐ自分は入院する。この家はどうだ?」と平の引っ越し先として案に祖父の家を提案した。

新たに焼死体が法医学教室に運び込まれる。今度は朝顔が担当。焼死体でほとんど身元を判明するものが残っていないが、身体にタトゥーが残っており、そこから身元が判明。それはなんと────。


監察官感じ悪ーーーーーーーい!(・´з`・)

えー。めっちゃ感じわるーーーーーーーい(・´з`・)

いやなんとなく、どんどんあかん展開になるやろなーという予感はしてましたけどね、定番の展開ですけどね?

分かっていても、心配ですよね?私、朝顔の家族大好きなんで。

なので何度でも言う。

あの監察官、めっちゃくちゃ嫌な感じなんですけど??(。-`ω-) 絶許!絶許!!

今回は前編の位置づけなので、来週決着がつくようです。

え、一週間もあの監察官にイライラせなあかんの!?(゚Д゚)ハッ

真也を休ませず、外界にも触れさせず。ひたすらジリジリと追い詰めていく感じが、めっちゃ感じ悪い(・´з`・)

次回、真也のいうことは果たして真実か!?が分かります!

あーほんとはよ次の話が見たいです!

 

ドラマ『監察医 朝顔2』の7話のネタバレ感想と見どころ

朝顔が解剖した焼死体、それはなんと、真也が「田村聖奈を撃った真犯人」だと主張しているチンピラ・桐谷だった。おまけに解剖結果から推察すると、田村聖奈が射殺されるより前に桐谷は死亡したことになってしまうのだ。

現場で調べたくとも、関係者という事で県警に阻止され動くに動けない。真也の姉・忍、また丸屋も捜査から外され、監察官は法医学教室にまでやってきて朝顔に対して圧をかけた。

その様子を見ていた茶子は、改めて検死結果を精査するよう全員に的確に指示、朝顔には「サポート」という形で無記名で精査に加わるように言った。「朝顔先生は、肉親の為に検死結果に手を加えるような人ではない」という全員からの信頼のもと、朝顔は一緒に参加することに。

しかしなかなか新たな事実はみつからない。夜通し作業するが、疲れが見える教室のメンバーたち。忍につぐみの世話を頼むも、自身にも疲労がたまり、監察医から言われた「銃を撃ちなれない真也の、哀しい事故だったのかもしれない」という一言が頭からはなれない。

そこへ平が祖父のところから帰ってきた。気が緩み思わずあたる朝顔。けれど、平やつぐみ、忍たち家族の存在にすこしだけ疲れが回復した朝顔だった。

平からアドバイスを受け、桐谷の身辺がわかる手がかりを得た忍は、野毛山署の同僚たちと捜査にあたることに。朝顔たちはレアケースながら有益な文献を発見し、田村聖奈の撃たれた脳の復元を行った。すると結果はなんと、脳の運動野に損傷がなかったため、撃たれた跡も動けたであろうという事実が判明。おまけに改めて事件現場の防犯カメラに映った田村聖奈の歩き方はおぼつかなく、撃たれた後の可能性が出てきた。

しかしこれでは科学的な推測、という粋を出ず、捜査本部は動けない。現場で捜査ができたら・・・・はがゆいメンバーたち。そこで光子が決意し、みずから一人で現場に赴くとそこにはなんと────。


はい!監察官ざまぁ!(`・∀・´)エッヘン!!

一週間イライラして結果を待ちましたが、真也の心配よりも(いやだって絶対真也悪くないもん!風間俊介への絶対なる信頼)、朝顔の心配よりも(朝顔なら絶対なにか見つけてくれるという安心感)、

ただひたすら

あの感じわるーーーーーーーい監察官をいてこましたくて仕方ない日々でした(言葉悪)。

へっへーーん(^▽^)/ ざまぁ♪

そして毎回思いますが、朝顔と真也の夫婦って素敵だなぁ(n*´ω`*n)。。。。

穏やかだけど、喧嘩とかめったにしないけど、だからといって大事なことを話し合わないわけではなくて、ちゃんと伝えるべきことは伝えてて。

夫婦ってあああるべきなんだなぁと。ちょっといろいろ反省&憧れます。

朝顔、結婚記念日忘れてたけど( ̄▽ ̄)。

でも、最後のモノローグがすごい不穏(´;ω;`)ウッ…おまけに、真也までなんて。次からは”孤独編”が始まるとか。。。。やだやだやだ。。。。朝顔家族が大好きな私、またまた試練の時がやってきそうです(泣)。

 

ドラマ『監察医 朝顔2』の8話(第2章・孤独編)のネタバレ感想と見どころ

平は行方不明の里子の手がかりを探すために、東北の嶋田浩之宅に移住した。一方、銃撃事件においての桑原真也の疑いは晴れたものの、県警の上層部は彼の行動を問題視。結局、ほとぼりが冷めるまで長野の交番勤務への異動を命じられてしまった。

真也は単身赴任、平は移住と、家から一度に2人の家族がいなくなり、朝顔は娘・つぐみと2人だけで万木家に残ることになった。

法医学教室に新たにアルバイトとして医学科3年の牛島翔真がやってくる。なんとか慢性的な人手不足を解消したいメンバーはアルバイトに気を使っていた。

そこへ1件の解剖依頼がまいこむ。事前情報では遺体は60代男性、海岸の岩場で発見され、自殺の可能性が高いが遺書は見つからなかったらしい。

解剖した結果、遺体の右手に何かを何度も殴ったかのような複雑骨折があることと、腕に何者かに掴まれたような引っかき傷がある事が判明した。

茶子が教授会から帰ってきて報告書を目にした途端、表情が変わった。この男性は、30年前に起きた幼女惨殺事件の被害者・浅野栞里ちゃんの父親ではないかと言うのだ。

両親の必死の訴えや捜索も虚しく栞里ちゃんの遺体はバラバラ状態で発見され、仲井戸修という男が逮捕されたという痛ましい事件。

当時バラバラにされた浅野栞里ちゃんの身体の一部が発見されるたびに解剖の結果を聞きに来ていた父親は心労で白髪に、母親は帰らぬ人となってしまっていた。

その父親が今回の自殺者の遺体であり、そしてなんとその後別件で”切断された左足”が発見され、それが30年前の事件の犯人・仲井戸のものである可能性が高いことが判明したのだ。

やがて次々と発見される仲井戸の遺体の一部。同時にマスコミ各社には栞里ちゃんの父親の悲痛な遺書が届けられ────。


今回の事件は、涙なしでは見れませんでした。。。。。(´;ω;`)

子を思う親の気持ち、子の遺体の一部が発見されるたびに確認に向かう残酷さ、なぜ最後まで捜査をしてくれないのかという親の哀しみのもって行き所のなさ、

そして何より、犯人はまだ生きていて、そして反省をすることなく、次のターゲットを狙っているということを知ったときの、目の前が真っ赤になるくらいの怒り。

こんな、こんなことって。。。。。

私にも子がおり、父親の心情が想像しやすかったという点を差し引いても、それでもやはり「なぜ幼子は殺されたのに、犯人は生を享受しているのか」がどうしても理解できません。。。

以下、ちょっと激しい表現が続きます。大丈夫な方だけ読んでください。

私はたぶん危険思想なのかもしれませんが、基本的に「目には目を、歯には歯を」の考えを持つ人間です。

どんなに情状酌量の余地があったとしても、一方の命が失われたのなら、世の理として天秤が釣り合うために、もう片方も命を差し出すべきだという考えの持ち主です。

それだけのことをやらかしているので。

ただこの考えは危険思想であることも十分理解しているので、普段他人には力強くは訴えませんし、こういう思想の人間は法には携わるべきではないと自覚しているので、はなから法関係には進む気もありませんでした(小さい頃からこの考えなので)。

だから、法うんぬんとっぱらってただ感情に素直に従って吐き出しますが。父親がやったことは責められるべきことなのでしょうか?

仲井戸は現に、次の幼女に手を出そうとしていました。けれどそれは未遂に終わります。となると、殺すという手をつかわず警察に突き出したとして、警察はなにかできたのでしょうか?

仲井戸は注意を受けてしばらく息を潜め、そしてほとぼりが冷めたころにまた次の犠牲者を探すでしょう。

私には、それが許されるのに、栞里ちゃんは平和にその後も生きていくというささやかな幸せすら許されなかった理由がわからない。

性善説・性悪説。おそらく歴史上で何度も交わされた議論でしょう。そして私は「性善説を信じきれない」人間なのだと思います。

でもどうしてもわからん。なんで正義の鉄槌はくだされないのか?父親が代わりに振り落としたこぶしは、責められるべきものなのでしょうか?

すみません、ちょっと朝顔の家族の話からだいぶ逸れてしまいましたが、あまりに怒りでどうにもならなかったので、吐き出してしまいました。。。。

こういう事件のその後って。実際はどうなってるのでしょうか。。。。あまりにつらい。。。。

朝顔はいきなり家に母子二人きりになって、これからがつらいと思います(><)。

第2章のタイトルが「孤独編」とか言って余計に心配をあおってくるので、もう、ソワソワソワソワします。9話がきになるーーーー!

 

ドラマ『監察医 朝顔2』の9話(第2章・孤独編)のネタバレ感想と見どころ

一時的とはいえつぐみと二人暮らしになった朝顔。保育園の運動会で楽しそうなつぐみを見て顔をほころばせた。

その頃法医学教室には21歳の大学生・小湊真由の解剖が飛び込んできた。背面を11ヵ所も刺されたことによる出血性ショックが死因で、傷はいずれも右から左に付けられているため、犯人は左利きの可能性が高いことが分かる。

真由は雑誌で人気の読者モデルとして活躍しており、容疑者として、モデル仲間の吉永明日花と、真由と付き合っていると噂があり”左利き”の橘凛太朗の2人が捜査線上にあがった。

突然教室の水道管が破裂するトラブルが発生し、急遽休暇を取ることになった朝顔は、つぐみとともに東北の父のところへ。すると、体調を崩して入院していた祖父・浩之から、母・里子のものかもしれない歯を託される。浩之は自分の余命のことを考え、どんな結果も受け入れる覚悟を静かに決めていたのだ。

一方、夫の桑原真也は臨時の審議会に呼び出され、自主的な降格の申し出を匂わされる。しかし、納得はいっていないし、なにより真也は拳銃を奪われた山田巡査部長のことが気がかりだった。

その後、法医学教室に新たな解剖依頼が入る。被害者はなんと、真由のモデル仲間の明日花だった。死因も刺し傷の特徴も小湊真由のケースと全く同じだった。アルバイト学生の牛島が解剖写真などの記録を撮ることになるが、被害者のことを思い「犯人が憎いです」と涙を流した。

SNSでは2人と交際を巡るトラブルがあったとされている橘に疑いが向かい、誹謗中傷はますますエスカレート、自宅周辺にはマスコミが集まる事態にまで発展していた。

秘密裏に行われている審議会の2回目当日の朝、自宅で山田巡査部長の遺体が発見された。解剖の結果、死因は脳に血液の塊が出来たことによるショック、つまり襲われた時に負わされた傷が悪化したことによる”他殺”であることが判明した。

となると殉職となるはずだが、上層部は自分たちの保身のために山田巡査部長は病死と言いはり、真也には依然として自主降格を迫っていた。するとそこへ発砲事件の際に厳しく真也に迫った監察官がやってきて、審議会の在り方について厳しく詰問した。上層部の考えなどお見通しだったのだ。真也は改めて、山田巡査部長の殉職扱いと、自主降格はしないことを強く訴えた。

2つの殺人事件の方は一向に進展しないまま、容疑者・橘への世間やネットの風当たりがどんどん強くなっていく。張り込みしながら橘の部屋を見守っていた忍たちは、橘のところにケータリングの配達なども全く来ていないことに気付く。慌てて部屋に乗り込むと、橘は練炭自殺してしまっていた────。

橘の解剖も終わったころ、ネット上に橘の遺体写真が流出するという事件が起こった。すでにせき止められない程に情報は拡散され、マスコミにも大々的に取上げられ大騒動に発展。流出の原因を作っていたのはアルバイトの牛島だったのだ。

牛島は流出の件について自分が関与していることは認めつつも、なぜそこまで犯人の情報が守られ、被害者は痛い想いをしないといけないのか分からないと持論を述べた。

それに対し、朝顔は淡々と、けれど心を込めて、法医として大切なことと事件の真相について語り始めた────。


あぁぁ・・・・・。

今回の牛島の存在は、先週(第8話)の朝顔の記事に書いた私の感想へのアンサーだと受け取りました。

私は、第8話の「幼女誘拐殺人犯」への制裁殺人はなぜ責められないといけないのかという極論を述べました。もちろん、その犯人は次の幼女をターゲットにしていたし、間違いなく犯人だったというベースがあったうえでの暴論ですが。

ですが、私のような凝り固まった「目には目を歯には歯を」信者は、自分の正義感に酔いしれてしまうと、後先考えずに自分の信じるモノに邁進してしまうのだという怖さを、今回の9話では具現化されてしまいました。

正義の刀は誰しも振るいたくなるものですが、それは絶対に「確固たる証拠」に基づいて行われなければならないし、自分が振り落とした切っ先は一体何を傷つけるのかという「その先」まで想像する力は必要です。

今回牛島が世間にさらした写真は「事件のにっくき犯人のなれの果ての姿」ではなく「罪もなく、そして弁明するチャンスも与えられず、世間からも追い詰められて死ぬしかなかった被害者の悲しき姿」でした。

私は、自分の中に「ついつい正義の鉄槌をくだしたくなる醜い自分」が巣くっていることを自覚しています。だからこそ、今回の「橘の写真」を頭の中に焼き付けて、私は何かに正論をぶつけたくなる前にまず自問するところから始めようと思います。

‥‥にしても(⌒∇⌒)!

真也の拳銃発砲事件の際、あんなに「ざまあ!監察官ざまあ!Ψ(`∀´)Ψケケケ」とか言ってたのにですよ。

今回の監察官はあまりにかっこよすぎましたねありがとうございますそんなん惚れますやんきゅんときますやんまるで正義の味方の登場ですやんありがとう(n*´ω`*n)ノンブレス

きゅん♡(*ノωノ)

あと、ほんとに朝顔&真也夫婦がかわいくてですね(〃´∪`〃)ゞ。プレゼント渡す真也も、もらった朝顔も、バックハグする朝顔も、バックハグされて「長野に帰りたくねー!」って叫ぶ真也も、可愛すぎてこちらの顔が溶けました。

あぁあぁ、癒しや。。。。。(n*´ω`*n)

次は新年!2クール続く朝顔、これからも追いかけていきたいと思います!

 

ドラマ『監察医 朝顔2』2時間SP!朝顔と桑原の出会いとなれ初めが初公開…!のネタバレ感想と見どころ

ドラマ『監察医 朝顔』2時間SPFODより

ほっこり穏やかな今の4人での朝食シーン。妻・里子のことをほんのり思い出しながら娘・朝顔の味噌汁を嬉しそうに飲む平。つぐみに夢の話をしながら、朝顔の朝食を幸せそうに満喫する真也。呆れながらもしっかり母親の顔をしている朝顔。

そしてシーンは真也と朝顔が出会った頃に巻き戻る。デートをする相手もいないの?とからかい気味の平に「わるい?」と不貞腐れる朝顔。法医学研究室に出勤すると、先日知り合った近隣交番のおまわりさんである真也が、今日も今日とて手土産と共に食事に誘いに来た。

「残業なので」と断る朝顔。真也の好意が見え見えの研究所の同僚たちは「一度くらい付き合ってあげれば?あの人(真也)は絶対いい人だから」とからかい気味に薦めてくるが、朝顔は「こうやっていじられるのがいやなんです」と不満顔。

そこへ解剖の依頼が舞い込む。藤堂の立会いの下、初めて執刀助手を行うことに。緊張気味の朝顔。

特殊造形の作家だという遺体。小学2年生の少年・ミキトが第一発見者でアトリエにて発見された。遺体にはなぜか砂糖が全身に振りかけられていて、現場はアリで大変だったという。胸に衝撃を受け”心タンポナーデ”を起こして死亡したと考えられる。また、下あごがずれていたことから、死亡時は口が開いていて、死亡後口が無理やり閉じられた可能性がうかんだ。

気になる点がありすぎて、現場について質問を重ねる朝顔に、同僚たちは現場に行くことを勧めてきた。検視官の伊東と共に、初めて現場に赴く朝顔。朝顔は床に置いてあった工具箱と、所々に盛ってある塩が気になった。

伊藤によると小林はホラーや特撮で使う怪物のマスクを作成する仕事をしていて、ミキトは鍵の位置を知っているほど小林と仲がよかったという。

「ミキトはホラーの小道具を使って通行人を驚かせたりしていた。もしかしてミキトは遺体で遊んだのでは?」と深読みする伊東。

法医学教室に戻ると、被害者の血液検査結果が出ていた。結果から推測すると、被害者は貧血を起こし倒れた可能性が浮上。あわてて現場に戻るとそこには、高い位置から工具箱が落下した可能性を示唆する証拠が。

朝顔は、おそらく工具箱を棚から降ろそうとした被害者が貧血を起こして床に倒れ込み、そこに不幸なことに工具箱が落下、心臓部を直撃したことによって心タンポナーデを起こしたのだと推測した。

となると、工具箱が片づけられていること、また、遺体に砂糖が振りかけられていたことが不可解となってくる。おそらくそれは発見者・ミキトの手によるものだろうが、なぜそんなことをしたのだろうか。

子供がそんなことをした、それも悪意をもって‥‥信じたくない朝顔。ある朝出勤すると、法医学教室の建物の下にミキトがいて「コバちゃんの身体を見せてよ!」と言い出した。

両親は共働きで迎えに来れない、と、近所の警察官が迎えに来ることに。遺体にいたずらしたことを藤堂に叱られ「うるさい!」と教室をとびだしてしまったミキト。朝顔がおいかけるがみつからない。そこへ真也がミキトを引き取りにきた。

結局真也が、解剖室の前にいたミキトを発見し、さすがに母親を呼んだという。遺体に砂糖をふりかけたというミキトに母親は激高し、ミキトをひっぱたいた。しかし朝顔は”ミキトの行為の真実”に気付いていた────。

その後しばらくして、真也が法医学教室にやってきた。ミキトはあれから元気に学校に行き、両親とホラー映画にも行って楽しそうだと報告しに来たのだ。あれからもミキトのケアをしていたという真也に、朝顔は「高いお店は苦手なので‥‥もんじゃでいいですか?」と食事に誘った。嬉しそうな真也に、にやにやとからかう同僚たち。

場面は変わって5年前。妊娠中の朝顔。平の家に朝顔と真也も同居し、みなで赤ちゃんが生まれてくるのを待ち望んでいた。産休を1週間後に控えた朝顔の勤務する法医学教室に、解剖が舞い込んできた。

遺体が発見された工事現場に出向く朝顔。遺体は引きずって移動させた可能性が高かった。嘔吐したもので窒息を起こし、首を掻きむしったのであろうという推測が立ったが、嘔吐を複数回したようで、胃にはほとんど残留物がなかった。また、短期間で太ったと思われるストレッチマーク、いわゆる妊娠線がでていた。

もがき苦しんだ首の傷とは別に、かゆみによる掻き傷もあるため、詳しく血液検査をしたところ、甲殻類系に対するアレルギーが検出された。そして、同僚たちと食べたという食事のレシートの、その内容の異常な多さにも疑問が残った。

真也が、前日に一緒に食事をしたという同僚たちを問い詰めると、無理やり激辛料理などを多量に食べさせるというパワハラが行われていたことが発覚。しかし遺体の移動は否認。では誰が何のために、遺体を動かしたのだろうか────?

時は進み、つぐみの出産シーン。真也がたまたま非番の時に陣痛がきたため、無事に立ち会うことができた。平もなんとか間に合い、廊下で思わずガッツポーズ。朝顔は我が子に「つぐみ」と名付け、みなでつぐみの誕生を笑顔で祝った。

また時は進み、現在の朝顔たち。朝顔は平と二人で、つぐみを真也に任せて親子旅に出ていた。父娘で旅行するのは初めてで、ちょうど平が警察を退官したことの記念旅行なのだ。

退官祝いを手渡し、ねぎらいの言葉をかける朝顔。そして、いい母親になれるか心配だったことや、いままでの子育てで感じたことをぽつぽつと語りだした。それに対し、平は「里子がかつて言っていたこと」を朝顔に伝えるのだった────。


今回は、事件内容は切ないながらも、朝顔の家族がほんとに癒しで、ずっとニコニコしながら観てました。

あー、ほんとに、この家族いいなぁ。

かわいくて、皆お互いが大事で、こんな家族でありつづけることってほんとは難しいのでしょうけど、それでもうちもこうありたいと強く想います。

これから後半が始まります。あー、平の様子が少し変だったことが気になって気になって‥‥。つぐみと二人きりになってしまった朝顔には、これからが正念場になると思います。仕事を持ちながら子供と二人きりの閉塞した空間でいるって、かなりかなり大変なので‥‥

続きが気になります‥‥(´;ω;`)

 

ドラマ『監察医 朝顔2』の10話(第2章・孤独編)のネタバレ感想と見どころ

監察医朝顔・10話FODより

9話で、思い込みから真犯人ではない人物の遺体を世にさらしてしまった牛島は、朝早くから謝罪の意味もこめて墓参りをしていた。

その後法医学教室に出向くと、1件の解剖が舞い込む。皆それぞれの仕事をし、牛島も棚を作成していたが、高橋や光子は牛島のことをいまいち信用しきれずに、教室のなかにはぎくしゃくとした空気が流れていた。

結局その解剖の後の調査に時間がかかり、つぐみがいる朝顔はなんとか帰宅、他のメンバーはほとんどが徹夜になってしまった。

次の日、転落事故死の遺体が担ぎ込まれる。高所作業中に、きちんと安全ベルトを装着していたにもかかわらず、自ら外して落下したというのだ。

朝顔は、事故原因がはっきりしている転落死の解剖を、光子に初めて任せてみることにする。しかし、疲れと眠気で注意散漫になってしまっていた光子は、誤ってメスを自分の指に刺してしまった。とっさに周りには怪我を隠し、慌てて傷口を消毒する光子。

教室に戻って検死結果について皆で話していると、朝顔が遺体の脳浮腫に気付く。それは遺体が「感染症」にかかっている可能性を示唆していた────。

様子がおかしい光子に気付いた朝顔が問い詰め、針刺し事故が発覚。光子は検査に赴くが、すぐには結果が出ない。上に報告したことでマスコミにまで情報は広がり、転落事故被害者の妻は妊娠中で混乱して泣き崩れた。

朝顔が保育園につぐみを迎えに行くと、なんと友達とケンカしてしまったという。帰宅して話しかけるも返事もせず、好きなピザをとっても元気がでない。ケンカの詳細を聞き出そうとすると、つぐみは「保育園も先生もママも嫌い!」とジュースを倒して、部屋にこもって泣きだしてしまった。

しかし改めてゆっくりとつぐみの話を聞くと、ケンカ相手に「ママの作ったおまんじゅう食べたくない」と言われたというのだ。光子の針刺し事故は周知されてしまい、朝顔もつぐみも病気だからと言われたという。ごめんねと謝る朝顔。

そこへ高橋から電話が来た、それは光子が解剖した遺体が”狂犬病”にかかっていたかもしれないという厳しい知らせだった。

呆然とする朝顔のところへ、単身赴任中の真也から電話がかかってきた。ほっと気が抜けた朝顔は思わず電話口で泣いてしまう。真也は「分かった。4時間だけ待ってて。今から行くから」と優しく言い、本当に帰ってきた真也は朝顔をそっと抱きしめた。

朝顔たちは光子を呼び出し、遺体が狂犬病に感染していたことを告げる。光子は平気な振りをするが、朝顔が声をかけると泣きだしてしまう。ワクチンは接種したため、あとは何度か検査を受けて感染していないかを確認していくことになった。

元気なく保育園を休んだつぐみに、真也は優しく語りだした────。


今回も、すごくつらいお話でした。。。。

夫が海外で野犬に噛まれ、狂犬病を発症して亡くなってしまった身重の妻。ビニール越しでしか最期は夫に触れることが出来ませんでした。それでも、完全に荼毘にふされてからしか会えない可能性もあったことを考えたら、最期に会えてよかった、のでしょう。。。。

つぐみは保育園でいじめられ、その原因は自分の仕事にあったと後から気付いた母親・朝顔。知らずに声を荒げて怒ってしまったことを後から反省し、思わず遠方の真也からの電話に泣いてしまいます。

その時の「4時間待ってて」がすごい。すごい、ずしっと胃にくるくらい優しくて素敵でした(表現がヘタ)。

遠くにいることを実感する”4時間”ですが、その4時間をこともなげに言う真也の懐の広さと、泣きつくことができる朝顔の真也への信頼と二人の間の愛情。この夫婦はほんとにとても可愛くて、毎回「見習いたい」と思います(難)。

光子の事故からいろんな問題も表面化します。ぎりぎりで回している法医学教室に、親子二人でいっぱいいっぱいな朝顔たち。実は常に危険にさらされているのだという法医たちの仕事に、理解ないひとたちからの偏見・いじめ。

それでも朝顔たちが声をあらげることなく穏やかに、そして凛々しく乗り越えていく姿がとても好きです。

今回新たに「平の記憶力低下」が問題になってきています。あぁ。。。。こわい。。。。。。大丈夫でしょうか(´;ω;`)ウッ…

 

ドラマ『監察医 朝顔2』の11話(第2章・孤独編)のネタバレ感想と見どころ

ドラマ『監察医 朝顔2』2話FODより

法医学教室では今日も日々の仕事に追われ、各々が昼ご飯も十分に摂れない毎日を過ごしていた。そこに、薬物の過剰摂取により中毒死した若い男性の遺体が運ばれてくる。朝顔が解剖、詳しく血液検査をすると、この男性は純度の低い”粗悪な薬物”を使用していたことが分かった。

伊藤が「別の大学でも似た薬物のケースが発生していた」ことを言及し、朝顔は関連性を探るため、高橋に可能な限りの薬物検査を実施するよう伝える。

その夜帰宅すると、東北で入院中の祖父・浩之から朝顔のスマホに留守番電話が入っていた。痛みを取る治療に切り替わるため、別の病院への転院が決まったと言う。また、浩之は里子のものかもしれない歯の、検査結果を知りたがっている様子だった。

翌日、娘のつぐみと新幹線に乗って東北に入り、東北で暮らしている父・平と共に、浩之のお見舞いに行くことに。ところが、平はきちんと駅まで車で迎えに来てくれたが、転院前の病院に到着してしまった上に、面会予約時間も間違えていた。不審がり、心配な顔を見せる朝顔。

その後無事に浩之と面会することが出来たが、浩之は以前会ったときよりも、病が進行して弱々しくなっていた。朝顔は浩之と2人で話せるよう、つぐみを平に任せた。

浩之は里子のものかもしれない”歯”の検査結果を知りたがっていたが、朝顔はまだ調べていないと伝えた。どっちの結果になっても果たして浩之に受け止められるかどうか心配だったからだ、とも説明する。

しかし浩之は「朝顔は全然わかってない」と目に涙を浮かべ出した。そして「別の人に頼むから歯を返してくれ、里子を帰してくれ…!」と泣き出してしまう。浩之は自分がもう長くはないことを悟っており、検査を急いでいた。朝顔は複雑な表情を浮かべた。

病院の帰り道、朝顔たちは美幸の定食屋で夕食を食べることに。朝顔が支払いをする事になり、平とつぐみは先に店を出る。しかし平はキーケースを忘れており、取りに戻ってきた。

その夜、平は朝顔に帰りの新幹線の時間を尋ねる。しかし平が新幹線の時間を聞いて来たのは、実はこれで3回目だった。朝顔は平の物忘れを心配し健康診断を勧めるが、平は大丈夫の一点張りで、最後は声を荒げて拒否をした。その騒動でつぐみが起きて来てしまい、この話は続けることが出来なかった。

翌朝、朝顔は美幸の元に向かい、平の症状について問いただした。しかし美幸は「こっちのことは心配しないで、私がいるから」と励ます。

翌日は朝顔が休みの日で、同じく非番の忍が万木家に遊びにやってくる。ところが藤堂から朝顔に緊急の呼び出しが掛かってきた。長野でトンネル陥落事故が発生し、大規模災害の経験がある朝顔たち法医学教室のメンバーは、現地で法医を担当することになったのだ。

朝顔はつぐみを忍に任せて長野の避難所に向かう。そこには検視官の伊東もいて、朝顔が法医のリーダーに任命された。あわただしく現場で安置所などの設置を進めていると、なんと桑原も事故に巻き込まれてしまったようだと連絡がはいった────。

一方、万木家ではつぐみがトンネル陥落事故のニュースを不安げに見ていた。忍が不安そうに何度も電話をする姿も、つぐみの不安に拍車をかけた。

夕方に差し掛かったころ、朝顔の電話に忍から連絡がはいった。それは、つぐみが忽然と姿を消してしまったという、驚愕の内容だった────。


今回は、法医学教室よりも、朝顔の家族にフォーカスを当てたストーリー展開でした。

平に忍び寄る”物忘れ”の症状。浩之に残された時間と、切なる願いの行方。真也は離れた土地で連絡がとれなくなり、あげくつぐみは行方不明。

朝顔‥‥よくぞこの畳みかける試練に耐えているなと驚きます(というかつぐみの件はこれからなので、それ以外の試練、ですが)。

ツイッターでも朝顔を心配する声が多数あがっていました。

うん、ただでさえ真也がそばにいなくて、1人で子育てしてる上に、実夫の痴ほうの疑い、祖父は病状の悪化と、ここまでつらいことが同時期に来てしまうとか、つらすぎる。。。。

私個人としては、真也と朝顔夫婦がめちゃくちゃ好きなので、真也にはやく戻ってきてほしい(´;ω;`)。

予告でちらっと、真也と朝顔が話し合ってるシーンがあったので、期待しています(´;ω;`)ウッ…

 

ドラマ『監察医 朝顔2』の12話(第2章・孤独編)のネタバレ感想と見どころ

ドラマ『監察医朝顔2』12話FODより

長野のトンネル崩落事故の対応に追われる朝顔のもとに入った「つぐみが行方不明になった」という忍からの連絡。慌てて真也と朝顔は自宅に戻り、野毛山署の面々たちと必死に捜索するが、つぐみはなかなか見つからなかった。

心配のあまり取り乱してしまう朝顔、励ます真也。数時間後、警察から一人で電車に乗って平塚の方に行っていたつぐみを保護したとの連絡が入った。つぐみはパトカーで送り届けられ、朝顔はつぐみを抱きしめた。法医学教室のメンバーにも”つぐみ発見”の連絡を入れると、トンネル崩落事故のほうは幸いにも死者がでず、引き上げることになったということだった。

その夜、真也はつぐみに優しくお説教をした。みんながとても心配していたことを説明し、なぜひとりで外に出てしまったのか理由を問いただした。けれどつぐみは理由を話そうとしない。朝顔は「じいじのところに行こうとしたのかも」と推察する。つぐみも自分が皆に心配をかけてしまったことはちゃんと分かっていた。最後は朝顔とつぐみが一緒にごめんなさいし、改めて「ひとりで外にでないこと」を約束した。

しかし、つぐみが寝た後、朝顔は自分を責めていた。平の認知症の症状が進んでいて、検査を進めたら怒鳴られてしまったこと、仕事が忙しくてつぐみの相手があとまわしになっていること、母親のものかもしれない歯をどうすればいいのかわからないことなど、悩みが積み重なってつぐみの今回の行動に繋がってしまったのかもしれない、と。

真也はそんな朝顔の話をゆっくり聞き、改めて朝顔の頑張りをねぎらい、早く神奈川県警に戻れるよう上層部に掛け合うことを決意した。

翌日、法医学教室に戻ると、他メンバーがトンネル崩落事故対応中に、教室に待機していた藤堂が行った”若い男の解剖”の結果が待っていた。

どうも今回の遺体も、先日行った別遺体の解剖所見と同じく、粗悪な薬物のオーバードーズ(過剰摂取)が死亡原因のようだった。加えて、階段から転落し死亡したという女性の解剖も舞い込み、遺体が薬物でボロボロの状態の薬物常習犯であったことも分かった。

そしてなんと、遺体の共通の知人として「高橋が想いを寄せる、移動ベーカリーのアルバイト・北村愛菜」の名前が挙がったのだ。何もしらない高橋は、県警の刑事から彼女との関係を聞かれ動揺する。その夜、楽しみにしていた初デートで、愛菜に薬物について聞こうとするが言い出せず、くしゃみをした高橋に愛菜はマフラーを巻いてあげた。

高橋はそのマフラーに残っていた、愛菜のものと思われる髪の毛の薬物検査をこっそり行った。すると驚愕の事実が────。


まずは、つぐみちゃんが無事でほんとよかった(´;ω;`)ウッ…

ほんと…よかっ…(´;ω;`)ウッ…

いや「朝顔」のドラマの特性上、家族愛もテーマなのでつぐみちゃんが無事なのは予想してはいましたが(うがった視点の視聴者)、それでもやっぱりひやひやしました。。。

最近の朝顔が問題をひとりで抱えすぎだったのも気になっていたので、真也とまた二人で分け合えそうな展開に、ほっこりしました。

。。。。にしても真也、めっちゃ、めっちゃいい旦那さんやなぁ(うらやましくなんてないもんっ…歯ぎしりギリリ)

朝顔&真也の夫婦は理想です(n*´ω`*n)。ほんと。

平の様子がめちゃくちゃ心配‥‥痴呆がすすんでる‥‥老人性認知症、なのか、別原因で痴呆症状が出ているのかはまだ全然わかりませんが、本人もすごく不安だろうから、受診を進めたいなぁ‥‥。ただ、受診して確定してしまうのが恐いのもすごくわかるだけに、つらいですが。。。。

ああああぁ。。。。。高橋もえらいことしちゃってるし、もう、早く来週来て!(><)

 

ドラマ『監察医 朝顔2』の13話(第2章・孤独編)のネタバレ感想と見どころ

ドラマ『朝顔2』13話出典)公式サイト

覚せい剤の過剰摂取で死亡した、まだ22歳の女性・松野紗英。遺体は覚せい剤でボロボロだったが、そこへ主任教授を辞任し大学を去ったはずの茶子が、若林昭信という男性と共に法医学教室にやってきた。

なんと茶子は“エンバーマー”にとヘッドハンティングされていたのだという。“エンバーマー”とは遺体に防腐処理などをして生前に近い姿に戻し、さらに遺族の心に寄り添う“グリーフケア”も行う専門家。

死後も”最期まで自分らしく”、そして残された遺族が死者を想い出して心穏やかに暮らせるように、と死者と遺族どちらもに寄り添うのがエンバーミングの役割。茶子は法医ではカバーしきれない分野に力を注いでいたのだ。

ただしエンバーミングは勝手には行えない。朝顔と茶子は紗英の“エンバーミング”の許可を得るために両親の元を尋ねる。母親の翠は朝顔達の提案に感謝してくれた。だが父親の武弘はまだ、覚せい剤で亡くなった娘を許せない様子だった。朝顔たちは母親に、紗英の生前の写真を見せて貰いながら幼少期の話を聞いた。

一方、高橋は松野紗英の無残な遺体をしばらく見て心を決め、自分が好意を寄せている愛菜の毛髪から「覚せい剤の陽性反応が出た」ことを朝顔らに伝える。その情報はすぐに野毛山署・強行犯係に伝えられた。係長の山倉は忍に「愛菜の身柄を拘束」するよう命じる。しかし高橋はひとつだけ願いがあると申し出た。

朝顔達は両親の同意を貰い、紗英の“エンバーミング”を開始する。覚せい剤の使用で部分的に白髪になってしまっている髪を染め、栄養状態悪化で化膿など炎症が起こってしまっている皮膚を綺麗にし、少しでも生前と同じような、若く美しい遺体に近づくように作業を行っていった。

その頃、高橋は愛菜と会い、毛髪を使って薬物検査をしたことを告げる。山倉と忍がやって来ても愛菜は「使用していません!!」の一点張り。そんな愛菜に、高橋は「薬物の恐ろしさ」と「自分の思い」を穏やかに、けれどしっかりと伝えた。

覚せい剤は、例え自分の体がボロボロになっても簡単には薬物は止められないこと、その遺体はどのような状態になってしまうのかということ、このままだといつか中毒になって死んでしまうかもしれないという可能性、なにより愛菜の夢である「いつかパン屋を」という希望も失ってしまうかもしれないこと。。。

高橋の必死の訴えは愛菜に届いた。彼女は元彼・木嶋と知り合ってしまったことで、覚せい剤を辞められないまでになってしまっていた。しかし、友達の紗英まで覚せい剤を使用していたのは知らなかったという。

その時、エンバーミング中の朝顔が愛菜たちの前に現れた。朝顔は愛菜にあるお願い事をしに来たのだった────。

他方、朝顔と平の関係は以前の衝突から少しぎくしゃくしていて、真也が間に立って平に連絡をとっていた。しかし電話口でも平は少し頑なで、真也もどうしたらいいか悩んでいた。

平は平で、自らの「認知症の可能性」に気付きながらも面と向かっては向き合えないでいたのだった。部屋のあちこちに貼られたメモは、確実に平の異常と不安を示していた。認知症についての書籍を読み、深く考え込む平。

真也は上層部に、なんとか神奈川県警に戻れないかと打診をする。しかし「よっぽどのことが無いと無理だ」と断られてしまい、八方ふさがりの状態だった。単身赴任先に戻った桑原の元に、姉の忍が様子を見に来る。真也は警察を辞めることまで考えていたのだった。

そんな中、独居老人の検死依頼が法医学教室に舞い込んだ。

死因は敗血症、病死とみて間違いないが、冷蔵庫に一人暮らしとは思えないほどの料理の作り置きと、牛肉を中心とした食材が多く遺されていた。

朝顔達はと隣に住む青年・宮田市郎に「変わったことはなかったか」と話を聞く。宮田によると「昨日作りすぎたハヤシライスの差入れに来た時、特に変わった様子はなかった」という。

朝顔たちは残された食材を持ち帰り、微生物検査を行った。すると、食材には異常はなかったが、老婆の遺体からある事が分かり────。


あー、今回もいろんな感情で忙しい『朝顔』でした(´;ω;`)ウッ…

エンバーミングを行うことで、少しでも残された両親の中に「可愛かった娘」の姿が戻ってきてたらいいなぁ、とか、お父さんはこれからどうやって娘に対する感情を消化して生きていくのかなぁ、とか。

高橋よく言えた!もちろん隠ぺいはしないとは思っていたけれど、それでも悩むよね、そりゃ悩むよな。けれど「がんばれ!」のエールは、愛菜が今後、覚せい剤を抜いていく過程で苦しくなった時に初めて「響く」、時限装置付きのエールだと思うので、埋め込めてよかったと思う。

そして‥‥なにより心配なのが「平の認知症」の進み具合が早い(´;ω;`)ウッ…病院行くって言ってたこと自体、まるまるなかったことになってしまってたときの朝顔の気持ちが。。。。

私も朝顔と同世代(むしろもっと上)なので、身につまされることが多くて。。。。きっと複雑な想いで視聴している同世代が山のようにいると思います(仲間‥‥)。

これから朝顔がどのように平の病気と向き合い寄り添い、支えていくのか、勉強させてもらおうと思います。

 


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ドラマ『監察医朝顔1』の1話から最終回までネタバレ感想

万木朝顔は父親の万木平と二人暮らし。朝顔は興雲大学の法医学教室に勤める新米法医学者。父の平は捜査畑ひと筋のベテラン刑事。

朝顔が職場に着くと、同僚たちが何やら朝から騒がしい。野毛山署の強行犯係に異動してくる刑事がハリウッド・スターに似ているらしい、と噂話で盛り上がっているようだ。同僚の一人が、朝顔の恋人で、野毛山署強行犯係の新米刑事・桑原真也に確かめてほしいと言い、確かめるとそれはなんと朝顔の父・万木平の事だった。

そんな折、野毛山署管内の倉庫で女性が死んでいるとの無線が入り、すかさず現場に向かう平。現場には仰向けに倒れている女性の遺体があった。その女性の頭部には殴られたような傷跡があり、野毛山署から興雲大学へ連絡が入り、死体の解剖を行うことになった朝顔。初めての解剖に戸惑いつつもやるしかないと心を決めた様子。

そこへ桑原と平が大学を訪れてきて、死体解剖に立ち会うことになった。桑原や職員達は、平が朝顔の父であることをここで知る事になる。

午前10時18分、朝顔はご遺体を前にして「教えて下さい。お願いします」と祈るように声をかけながら解剖を始めていく。

遺体の名前はサクライケイコという、夫と小学生の娘の3人暮らしをしていた1児の母親だった。夫は、「あんなに元気だったのに」と漏らすが、過去にケイコは心筋梗塞で倒れたことがあったようだ。ケイコの死は心臓の病気と原因があるのだろうか・・・?

実は朝顔が法医学の道に進む事になったきっかけとして、今はいない母・里子の事が関係している。朝顔は過去の震災で母親を亡くしており、その心の傷は10年経った今もまだ癒えていない。それは里子の夫であり朝顔の父の平も同じである。

不詳な死をこれ以上増やしたくない、「生きた証」を見つけたいという想いから法医学者の朝顔が日々不詳な死に向き合っていく、これは命のドラマである────。


1話完結ドラマですので、見やすいと思います。基本は法医学ミステリー作品ですが、その一方で朝顔の母親は一体どんな最期を迎えたのかという”震災”にも繋がっていくストーリーでもあります。

平均視聴率が2019年夏クール放送の連続ドラマでトップを獲得し、月9ドラマとしても2年ぶりに全話2桁を達成しているほど、人気の高いドラマでした。視聴者からも1000件近くもの称賛の声や続編希望の声が寄せられたそうです。そしてその声は実現し、続編が2020年秋・冬クールで放送となりました。

このドラマには名言や名シーンが沢山あるのは有名ですが、中でも視聴者が印象に残ったシーンや名セリフなどを少しだけ紹介したいと思います。


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『監察医 朝顔1』まさかの小ネタにほっこり

シリアスなテーマを扱っているだけに、重くなりがちな医療ドラマですが、ふとした時に小ネタが!視聴者には分かる人と分からない人がいると思いますが、分かる人には嬉しかったという声が挙がっていました☆

実は昔、時任三郎さんが栄養ドリンク・「リゲイン」のCMを行っていたのですが、本作でまさかの栄養ドリンクが登場するのです。ディレクターさんのちょっとした笑いのセンスがいいですよね!

『監察医 朝顔1』第10話での朝顔の長セリフ

最終回目前の10話での衝撃シーン。

風間俊介さん演じる夫の桑原が、土砂災害に巻き込まれ桑原の命はどうなる??といった緊迫感のある衝撃展開を控え、直前の朝顔が大学で講義をするシーンが話題になりました。そのシーンとは朝顔の熱意高まる「命の講義」長セリフを8分に及んで披露するシーンです。

第9話から10話にかけて、朝顔の幼馴染のサブちゃんの妻が無くなるという、朝顔にとって非常にショックな出来事が起こりました。その後朝顔はその出来事がきっかけで、遺体の解剖の執刀が出来ずにトラウマを抱えてしまいます。

そんな朝顔に、山口智子さん演じる茶子が大学の講義を任せることにするのですが、その大学生たちは熱心な学生たちではなく、やる気もないし時間がただ過ぎるのを待っているだけの人間ばかり。けれど何も感じずに朝顔は講義を数日に渡って淡々とおこなっていきます。

しかしその虚無だった朝顔の想いがあふれ出る瞬間があり、それが「人間の解剖について映像を見せる」講義の時でした。ある大学生の質問をきかっけに、朝顔が涙することになります。

男子大学生は「解剖って拒否したりできないんですか?」と質問する。

「基本的に司法解剖に関しては拒否することはできません。あなたやあなたの大切な方は何か事件に巻き込まれた時、ご家族の承諾がなくても、司法解剖は行われます」

男子大学生「でも、承諾なく身体を切り刻むのって、人間の尊厳みたいの、傷つけていませんか?あの・・・うまく言えないんですけど」

そんなやりとりのあと、朝顔は淡々と語りだします。少しだけ抜粋します。

「きちんと死因を知ろうとするには、司法解剖しか手段がない場合があるんです。解剖によって、100%正しい死因がわかると言い切ることはできませんが、解剖によって、全く異なる死因が見つかったことがあります。」

 

「私は、法医になる前、震災で母を失いました。震災時には、混乱のなか溺死された方もたくさんいましたが、もしかしたらその中に濡れた状態で、救助を待っている間に凍死で亡くなられた方もたくさんいたかもしれません」

 

「この災害国である日本で、正しい診断をすることは、今度死者を減らすことに繋がっていくと思います。私達は、亡くなられた方の命から学び、事前に正しい対処や適切な設備を整える必要があると思います。」

 

「法医学者はもう、命を救うことはできませんが、ご遺体に耳を傾けることができる、唯一の存在だと言うことです。亡くなられたた方の最後に寄り添い、その方が生きている間に伝えたかったことや、法医学者にしか読み解くことのできない、証を一つでも見つけようとする。それが、人間が人間の手で、亡くなられた方の魂をもらうことに繋がっていくと思います。」

いまこの瞬間「解剖できないトラウマ」と戦いながらの、この涙の朝顔の訴えに、最初はあまり話を聞いていなかった学生たちもこのセリフに聞き入り、学生たちの考えに変化を与えていきます。

このセリフは約台本8ページの長台詞を1カット長回しで撮影していただけあり、上野樹里さんの演技力の高さを改めて感じることができたシーンとして視聴者からは絶賛の嵐でした☆

Twitterには『監察医 朝顔1』に対して沢山の感想が寄せられていました♪

・この夏「#監察医朝顔」を楽しんだ。スタートから素敵なドラマだった〜♪ ラストの家族写真もステキ! 来週から樹里ちゃんの“朝顔先生”、風間くんの“桑原くん”、時任さんの“じいじ”&つぐみちゃんに会えないのか‥‥ ひょっこりどこかでまた会えるような気が‥‥(´∀`*)

 

・今頃、総集編観てる。 朝顔、いいドラマだったな。 観て良かった。

 

・朝顔、良いドラマだった。一滴の雫が水面に波紋を広げていくように、ゆっくりと盛り上がったね。評価されてほしい。震災を美化したり、観客を揺さぶるために利用しなかった。浄い作品だった。心が洗われた。徹底して優しかったね。  など


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ドラマ『監察医朝顔1』視聴者のレビュー

20代・女性

死んだ人間の声を聴く側の人間のバックボーンにも、大切な人を失っている部分があり、死んだ人の気持ちを繰り取ろうという点において普通の法医学とは違って心が温かくなるような印象です。

 

はじめ、シーズン1の時に、上野樹里さんに関してや、演出の中での一幕についての意見があり、そいう見方もあるんだねと、当時震災を経験し、怖い思いをするというところまで行っていなかった私は軽く受け止めていました。物語が進むにつれて、親子の関係や後輩だった警察官んが娘の結婚相手になることになり、女の子が生まれて暖かな家庭が描かれていく様はドラマチックな展開がなくてもYouTubeに登場する三氏らに子供をかわいいと思う人たちのように応援したい、見たいという心理をついている演出だと思います。

 

子供も成長し、これまでと変わらないながらも少しきずなが深まってきたかのように思える家族たちも、新しいシリーズで立ち向かうべき壁にぶつかることになると思います。その壁がどんな形をしているのか、人に言うほどではないけど生活していたらぶつかるであろう問題をみんながどんな解決をしていくのかを見守りたいと思います。茶子さんのゲテモノスープのレシピが気になる。

50代・女性

監察医役の朝顔役を主演の上野樹里さんが演じています。自分の母親を東日本大震災でなくした経験から、生きた証を見つけ出す為遺体と向き合いながら、法医学者として、遺体に向き合い、不詳の死にさせないという強い思いで自分の仕事を全うします。死因に不審な点が有れば、徹底的に調べるという所は、父親譲りで、ベテラン刑事の父親の平役を時任三郎さんの刑事ぶりも素晴らしいです。

 

母親が亡くなり、父親と娘の二人暮らしですが、母親の遺体が見つからない事で苦しむ、親子二人の様子が切なく、その苦しみが伝わってきます。それでも強く生きていく朝顔と、平の生き方が見どころです。又朝顔が平の後輩の刑事と結婚する事を報告した時は、世の中の普通の父親と同じ反応で、見ていて微笑ましかったです。そして、親子で支え合いながら二人で生きてきた朝顔が、父親と一緒に暮らしたいと思う気持ちと、父親が、自分に気を使わせたくないという気持ち、そして、朝顔の夫がその気持ちを理解して同居する優しい所が素晴らしい人間関係と、いい家族だなと思った所です。

 

遺体が発見されていない事で母親の死をまだ受け入れられない平が妻を探しに行く一方、現場に行くことすら出来ない朝顔。受け入れられない現実とどう向き合い生きていくのか見どころです。

60代・男性

震災の記憶も薄れがちになった2019年に放映されたドラマは改めて家族の絆を認識させてくれた。震災の日、朝顔が母の里子と生き別れてしまい、里子は朝顔の手袋を使っていたが、被災地に何回も通って朝顔の父の平が里子の痕跡を探しても見つからないのが気の毒だ。漸く発見された1個の泥にまみれた手袋だが、唯一の家族の絆の証だったので、朝顔や平にとっては救いだが、あまりに、むごい証だ。そんな朝顔が、監察医を目指すのも遺体安置所で興雲大学法医学教室の茶子に出会い、朝顔が遺体安置所を巡っても里子に会えず、茫然としていると、「あなた生きているんでしょ」との茶子の呼びかけを受けて、はっとしたような顔をした朝顔が、生きている自分が何をすべきなのか、人生の目標を茶子が与えてくれたのだと思う。

 

一方、朝顔の父の平も苦しい思いがあり、警察の仕事が忙しく家庭を省みず働き、妻を亡くしたので、自責の念と後悔にさいなまれ、時間を見ては被災地に行って、里子の痕跡を探す姿が、まるで放浪者のようで、虚しく見えた。里子の父親の嶋田は、いかにも気難しそうで、もう悲しい過去には向き合いたくないのか、平を歓迎しないのも理解できた。そんな平が、朝顔の交際相手が、よりによって部下の桑原だと知って交際に反対すのも無理はないと思った。平は桑原の刑事としての能力は認めていたが、自分の娘に、名ばかりの家庭だった自分の妻の里子と同じような惨めな思いをさせたくない気持ちが判る。それでも2人の思いを組んで結婚を認めるが、結婚したら家を出ろと突き放すのは、非情の決断に見えた。

 

一番、感動的だったのは、朝顔が里子の遺影に向かって、「お母さん、皆で一緒に暮らしていいよね、」と呼びかけるシーンだった。感情を押し殺していた平も朝顔の呼びかけに涙をこらえて受け入れる姿は、父親としても、夫としても失格だと思っていた平の気持ちを慰めるのに十分だったと思う。朝顔は茶子の代わりに大学で講義をし、監察医は声なき遺体が訴える思いを受けとめて、亡き故人に代わって真実を明らかにする使命があると学生に呼びかけた姿はシリーズを締めくくるのにふさわしい場面だ。そして朝顔の子のつぐみが被災地で孤独な生活をする嶋田に呼びかけると嶋田が嬉しそうな顔をするのは救われた。最終話で、朝顔一家と嶋田が再会した時の団らんの場面も、改めて、震災で分断された家族の絆が結び直されたのだと思った。

40代・女性

朝顔先生の解剖する時の決めゼリフ、朝顔先生の真摯な姿がとても印象的で、監察医としての使命感や正義感が強くてカッコいいドラマです。朝顔先生を中心として、『死』について、色々と考えさせられるドラマですが、一話一話「どうして亡くならなければいけなかったのか」をしっかり解明して、ご遺族がこれから生きていく支えになっていく様子は、毎回スッキリして観終わることができました。

 

刑事の桑原くんも、すごくチャーミングで、いい味を醸し出していました。優しくて憎めないキャラ的な存在で、でも、刑事として頼もしく男らしい面もあり、私はキュンキュンしていました。こんな人に出会いたいなって思えるくらい、素敵です。桑原くんの先輩役であり、朝顔先生の父親役の平さんは、不器用で素っ気ないけど、実は一途で優しくて健気で泣けてきます。

 

朝顔先生が監察医になると決めたきっかけも、とても感慨深く、心に響くものでした。自分自身が悲しさを乗り越えて、その悲しい気持ちを知っている、理解出来る強さがあり、それが監察医の仕事に生かされている。自分がやりたい仕事に就けるのは稀な世の中ですが、自分が生きている意味や自分が働いている意味を、精一杯やり遂げていく朝顔先生は、本当に素敵で感動します。

50代・女性

まだまだ若手の監察医である朝顔が、家族、恋人、職場の人達との関わりの中で、日々成長していく物語です。ドラマ全体は、明るい雰囲気ですが、一人ひとりの人物がしっかり描かれていて じっくり見ごたえのあるドラマです。軽すぎず、重すぎず、毎回見るのが楽しみになるドラマです。

 

朝顔と父親との丁寧な暮らしぶりは、どこか昭和の懐かしさを感じます。食事をしているシーンも多く登場しますが、食べているのを見ているだけで何故だか、じんときます。朝顔の仕事が、監察医である事から、毎回、事故や事件で亡くなった人の死因を謎解きする事がテーマとなります。朝顔の成長物語であることと並行して、監察医が死因を謎解きすることが描かれているので、人情物に偏りすぎず良いバランスでストーリーが進みます。

 

毎回、監察医として 解決していくテーマがありますが、ドラマの全体のテーマとして描かれる、朝顔の亡き母の事が、回を追うごとに明らかになります。重いテーマを描いていますが、暗すぎることもないし、決してお涙頂戴にもなっていません。数々のドラマが描いたテーマですが、このドラマの描き方は監察医の視点からも描かれていて、こんな事もあったんだなあと胸に響くものがありました。朝顔が、乗り越える事をただ「良し」として描くのではなく、それまでの毎日を丁寧に描いていて、とても良いドラマだと思います。


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ドラマ『監察医朝顔』キャラクター紹介

 

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… 皆様大変ながらくお待たせしました😭 ついに今日、発表させていただきます…! 昨年に引き続き… 再び13人の監察医朝顔メンバーが再集結!🧡 法医学教室の頼れる主任教授、茶子先生こと 山口智子さん率いる法医学教室の6名👨🏻‍⚕️✨ #志田未来さん #中尾明慶さん #田川隼嗣さん #平岩紙さん #板尾創路さん #山口智子さん 愛され上司の山倉係長こと戸次重幸さん、元気いっぱい森本刑事こと森本慎太郎さん、そして個性豊かな刑事課&鑑識メンバー の7名👮🏻🌿 #森本慎太郎さん #藤原季節さん #斉藤陽一郎さん #坂ノ上茜さん #宮本茉由さん #戸次重幸さん #杉本哲太さん ずっとこれを皆様にお伝えしたかったのです! やっとご報告できました…😭 チーム朝顔、一丸となって再出発致します🏃🏻‍♀️ 放送をどうぞお楽しみに✨ #上野樹里 #時任三郎 #風間俊介 #加藤柚凪 #監察医朝顔 #朝顔 #続編 #撮影中 #月9 #フジテレビ

【公式】フジ月9「監察医朝顔」11月2日スタート!【秋冬】(@asagao2_2020)がシェアした投稿 –

万木朝顔:上野樹里

 万木朝顔 
本作の主人公。興雲大学勤務する新人法医学者。30歳。東日本大震災で母・里子を失くしているため、東北に行っても駅から全く動けない。震災後は父の平と2人暮らしをしている。

父の平は野毛山署強行犯係の刑事で、法医学者と刑事という異色の父と娘。朝顔は解剖、平は捜査をして、遺体の謎を解き明かしていく。野毛山署強行犯係に勤務する新人刑事・桑原真也と付き合っている。

仕事としては新米でありながら博識で優秀だが、性格は真面目でかなりの堅物。恋愛に関しては苦手。父にお弁当を毎日作る愛情深い人物。『思い立ったらすぐ行動』の性格は父親ゆずり。

上野樹里さんが演じた万木朝顔に関する声がTwitterに沢山挙がっていました。

・朝顔 での上野樹里さんの涙寸止めとか。ぼろぼろ涙を流せる、から落涙寸止め、次は人のどんな表情をトレースする流れになるんだろか。

・上野樹里の演技は、毎回素晴らしい。朝顔の時から、感心している。

・上野樹里ちゃんの朝顔見て 役どころもマジでやばいし 演技自然すぎてびっくりした!!  など

《上野樹里》
1986年5月25日生まれ、兵庫県出身。数多くの印象的な役柄を演じ分けている演技派女優さん。本作が13年ぶりの月9枠の主演だそうです☆

万木平:時任三郎

 万木平 
朝顔の父親で、朝顔と二人暮らし。震災で妻を亡くしてから、毎朝出勤前に朝顔と亡き妻の仏壇に手を合わせている。

野毛山署強行犯係に所属する刑事で、頑固一徹のベテラン刑事。職場の異動で朝顔が勤める興雲大学が管轄となり、親子力を合わせて事件解決にのぞむ。娘の朝顔を「先生」と呼ぶことがある。

今なお時間があれば東北へ向かい、まるで“捜査”と同じように、東日本大震災に被災し行方不明となっている妻の遺体を探し続けている。

時任三郎さんが演じた万木平に関する声が挙がっていました。

・「朝顔」での、柄本明さんと時任三郎さんとの、互いの目の演技に今後の波乱を予感させますよね。ただの職業ドラマでないことは確かですね。

・ここの時任三郎さんの演技すごくて、何度も見返した! 朝顔が命を授かって嬉しくてたまらないはずなのに人にはその表情を見せず、1人の時にグッと噛みしめる。ってのがめちゃくちゃ伝わってきた

・上野樹里と時任三郎の親子の演技力とんでもないなぁ。これは毎週ちゃんと観ようと思った。 など

《時任三郎》
1958年2月4日生まれ、東京都出身。身長188cmの高身長でいつ見ても爽やかな俳優さん!育ちは大阪府だそうで、当初は大阪芸術大学デザイン学科入学するも2年半で中退し、上京。俳優養成所に通って1980年に舞台『ヘアー』で俳優デビューしたそうです。

桑原真也:風間俊介

 桑原真也 
野毛山署強行犯係に所属する新米刑事で、朝顔の恋人。朝顔とは交番勤務時代からの恋人である。

正義感が強く努力家だが涙脆い。また非常に心配性で、朝顔に対しても抜けており頼りない一面もある。結婚にあたり義父にあたる平の顔を伺っていたが、一緒に捜査をしたり雑談をすることで打ち解け、朝顔にプロポーズし正式に結婚する運びとなった。

風間俊介さんが演じた桑原真也に関する声が挙がっていました。

・上野樹里と風間俊介の表情の演技に鳥肌なんだけど

・風間俊介の演技いいわー このドラマもすごくはまりました

・風間俊介は金八先生のときから良い演技をする。 など

《風間俊介》
1983年6月17日生まれ、東京都出身。ジャニーズ事務所に所属し、ジャニーズの”俳優部門”を代表する演技派です♪

安岡光子:志田未来

 安岡光子 
興雲大学法医学教室のアルバイトの”時給1500円”という高給目的でやってきたアルバイト医学部生。朝顔の助手を務めている。愛称はみっちゃん。

明るいが空気が読めず、思った事をそのまま言う性格で少し生意気。法医学自体には興味が無い。しかし、それとは裏腹に作業は比較的真面目にこなしており、成長していく様子が見られる。

志田未来さんが演じた安岡光子に関する声が挙がっていました。

・初めて朝顔見たけど、 涙がとまらない。 志田未来の涙が演技には見えない

・志田未来史上最高の号泣演技と、朝顔が電車降りて歩き出すのは何とか堪えたけど、大じいじのあれで涙腺崩壊してしまった…父娘のシーンも凄く良かった。

・志田未来さんの演技、すごいなぁ! など

《志田未来》
1993年5月10日生まれ、神奈川県出身。6歳から子役として芸能の世界に入り、その圧倒的な存在感から『女王の教室』では民放連続ドラマ初レギュラー出演を果たし、一気に知名度を挙げました♪

嶋田浩之:柄本明

 嶋田浩之 
朝顔の祖父。里子の父で平の舅にあたる存在。もともと陽気な性格ではなかったが、東日本大震災以来余計にふさぎこんだように寡黙な性格になってしまった。だが孫の朝顔にはデレデレ。

娘が行方不明になってから精神的に塞ぎ込む一方、死亡を覚悟し仏壇等を用意している。里子の遺体を今でも探しに東北に来る平のことを内心、あまり好ましく思っていない様子。

柄本明さんが演じた嶋田浩之に関する声が挙がっていました。

・監察医朝顔、見てるけど柄本明さんの演技ヤバイ。 いっきに涙腺崩壊。

・最終回なのに初めて見たのだけど、ドラマ朝顔の柄本明さんの演技にとても心が震えた。 改めて、素晴らしい俳優さんだなぁ。

・柄本明のあの演技は泣けるよね じーちゃん!!って… 朝顔良ドラマだったね!  など

《柄本明》
1948年11月3日生まれ、東京都出身。名高いベテラン演技派俳優さん。芸能一家で、奥様は角替和枝さん、息子さんは柄本佑さん、柄本時生さん。安藤サクラさんは義理の娘さんです。

夏目茶子:山口智子

 夏目茶子 
興雲大学法医学教室の主任教授。気楽な性格だが、亡くなった人のことを真剣に想う性格で朝顔に信頼されている。“法医学者・朝顔”の1番の理解者であり、朝顔にとっては法医学者を目指すきっかけにもなった人物である。朝顔の父・平とは東日本大震災時に出会ってから、長年の付き合いがあり、母を失った万木家にとっては、まさに“心強い姉”のような存在。

海外旅行を趣味としており、プライベートのモットーは「明日、死ぬかもしれないから」。よく海外に旅行に行っている。

山口智子さんが演じた夏目茶子に関する声が挙がっていました。

・朝顔見逃し配信見たら、山口智子のあったかい演技にぐっときた。沁みるわぁ…

・山口智子さんが昔から好きで。 今回の茶子先生なんて大好きの塊。 あんな凛とした上司になりたい。 冷静で、ちゃんと寄り添えて、必要な時は突き放す。 まだまだだなぁ~ 。 最近ようやく俯瞰的に物を見て意見を言えるようになってきましたw

・ロングバケーションのドラマは見たことないけど監察医朝顔で気になった女優を調べたらこのドラマに出てた。山口智子さんの演技好きだな♪ など

《山口智子》
1964年10月20日生まれ、栃木県出身。幼い頃から家業の旅館を継いで女将にと言われ続けていたが、色々に悩んだ末に「本当にそれが自分の望む道なのか」と葛藤を抱えて、最終的に短大在学中に声をかけられモデルとして活動を開始したそうです♪ご主人は俳優の唐沢寿明さん。

ドラマ『監察医朝顔』相関図

ドラマ『監察医朝顔1』相関図

ドラマ『朝顔』相関図

ドラマ『監察医朝顔2』相関図

ドラマ『監察医 朝顔2』相関図

ドラマ『監察医 朝顔』公式サイトより


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ドラマ『監察医朝顔』主題歌

*主題歌
折坂悠太『朝顔』(Less+Project.)



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